●先週の月曜日、神田駅近くで所用があったので、ついでに蔵前でランチ、さらに日本橋堀留町の和菓子屋へというコースで車を走らせました。蔵前の店は2カ月前、浅草から浅草橋まで歩いたとき偶然見つけたもの。土曜日のランチタイムでしたが、30〜40人が行列していたのを見て、ネットで調べたところ、有機の食材だけで作ったメニューを提供しているのだとか。
●蔵前はいま注目のエリアらしく、若い人の姿が目立ちます。ほかにも、こじゃれたイタリアンやカフェがそこここに。この日はほとんど並ばずに入れたのですが、見立てどおり当たりでした。京都風というか、おばんさいを2品、メインを1品セレクトするスタイルで、名づけて「寝かせ玄米定食」。味はバッチリ・量もピッタリで大満足。
●堀留町の店は、以前から気になっていたところで、目的はどら焼き。体によいあんこを食べられたという点ではよかったのですが、味はいまイチかも。先日見たNHKの『ガッテン!』によると、小豆ににはでんぷんが多く含まれているのですが、注目すべきは、そのうちの「レジスタントスターチ(難消化性でんぷん)」。食べても消化吸収されず、便の量を増やして腸の蠕動(ぜんどう)運動を活発化させるそうです。腸内細菌のエサになったり、便に水分を与えて出しやすくしたりといった働きもあり、近年注目されているのだとか。あんこが何よりの好物である私にとってはありがたい内容で、最後までしっかり見ました。
●あんこと言えばもう一軒、東十条に「草月」という店があり、「うさぎ屋」「亀十」と合わせて”東京三大どら焼き”と呼ばれているそうです。次回は「草月」に行ってみましょう。「マイクロツーリズム」といっても、私の場合、行き先の決め手はやはり食べ物。夏の暑さともおさらばし、食欲の秋はすぐそこで、楽しみが増えます。




Facebook Post: 2020-09-22T16:05:22