黒部ダムがこんなに近くにあったとは!

●今回は白馬に2連泊。しかも温泉付きなのでゆっくりできそうだと期待していたのですが、日本人の習い性というか、ボーッとして過ごすことができません。2日目の今日は県境を越え、富山県の黒部ダムに行くことに。白馬村は長野県のほぼ北西端にあるので、黒部までは40分ほどで行けてしまうのです。
●旅の情報集めの落とし穴は、メインの行き先にしか注意が向かないこと。黒部は30年ほど前の夏休み、家族で旅しましたが、そのときも白馬がこんな近くにあるなどということはまったく意識しませんでした。今回はその逆というわけですが、ネットに頼ることが多い最近は、その傾向がさらに強まった気がします。点には強いが面には弱いデジタルの落とし穴かもしれません。
●たとえば鹿児島県に行ったとしましょう。この県は北が熊本県、東北が宮崎県と接しているのに、観光地図を見ると、鹿児島県内のことは詳しく出ていても、県境の先は真っ白。「えーっ、ここから先は何もないワケ?」と言いたくなりますよね。なぜか、全国どこに行ってもこのパターンは変わりません。
●名古屋出身のせいか「ついで」「おまけ」が大好きな私。仕事でどこかに出張すれば、近くのどこかに立ち寄って息抜き・遊びをくっつけるのがほとんどクセになっています。身近に地域限定的な情報しかないと、”ついで・おまけ探し”に時間とエネルギーを割かなくてはなりません。もっとも、それがまた旅の大きな楽しみでもあるのですが。(2022/8/9)

日が出ていたので、ダムの放水と虹が重なりました。
こんな険しいところによく造ったものです。
白・青・緑がそれぞれ強烈に自己主張。
最近、新しい車体が導入されたようです。
人工湖を遊覧船で巡るのはパスしました。