自民党よりひどい負け方をしたサンウルブズ

2017年7月3日

今朝はどの新聞、どこのテレビも、「都議選 自民が大惨敗!」のニュース一色。でも、その陰で、スポーツ欄の「サンウルブズ94失点」という記事が目に止まりました。試合があったのは日本時間の2日未明で、新聞報道は3日の朝刊になってしまいますが、とりあえず結果だけは知っていたので、どんな記事が出るのか注目していたのです。

朝日は10行ほどのベタ記事、日刊スポーツも2段の扱いでしたが、なぜか日経が4段も割いていました。ここ2、3年、日経のスポーツ欄はとても充実しています。今朝の記事は共同の配信でしたが、スポーツ紙より多くのスペースを割いていたのに感心させられます。

20170703日経記事

記事は試合経過だけでなく、「スクラムで圧倒された」「防御ももろく」など、敗因を的確に分析。また、「プレッシャーが強く、どこか弱気なプレーでミスが多くなった」という若手FW・金正奎のコメントを引きつつ、「代表強化を掲げるチームは選手層拡大のため、主力選手の休養時には若手に経験を積ませている」と。25歳の金は、体は小さいながらもかなりのレベルを行っていますが、今季12勝1敗のライオンズにはまったく歯が立たなかったということでしょう。選手層の薄さが、これまでで最大の失点=94点(14トライ)という屈辱的なスコアになってしまいました。JSPORTSでの再放送も、とても観る気にはなれません。

先週のアイルランドとのテストマッチも、いかんともしがたい地力の差を感じましたが、今週はなんだかそれ以上の絶望感に襲われた私。あと2年間でどこまでその差を縮めることができるのか、どうにも心配です。

ちぐはぐ、イライラ──でも、それが地力の差

2017年6月24日

調布の味の素スタジアム。今日は、2年後のW杯予選プールで同じ組に入るアイルランドとのテストマッチ第2戦です。そのプール分けをした際、アイルランドとスコットランドの2カ国だけは決まっていて、残りの2カ国はもうしばらく経ってからになります。たぶんルーマニアと、南太平洋のどこかといった感じでしょうが、早くも「これなら行ける」などと言っている人もいるようです。

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IMG_1035★先々週は“仮想敵国”ルーマニアに勝ちました。でも、先週のアイルランドとの第1戦はボロボロ。前半を終わって31対3でしたか、スマホでその情報を知ったときは「やっぱりなぁ」とガックリ。それでも、1週間後の今日はメンバーも大幅に入れ替わり、多少は期待を持たせます。

しかし、しかし。開始3分で早くもトライを取られてしまいました。それも取られ方が悪いんですね。パスをインターセプト気味にカットされ、そのまま60mほど走られてでした。油断もスキもないと言ってしまえばそれまでですが、このパターン、JAPANに多いのです(サンウルブズよりは多少ましではありますが)。

その5分後、日本サイド25mライン中央付近から右に展開しキック、それをキャッチしたアイルランドがそのまま右隅に飛び込んでトライ。ようやく24分、中央から走ったロックのヘルが、タックルされながらも7、8メートル相手を引きずって(これは迫力ありました!)ゴールライン近くまで持ち込み、そこから右に展開し、最後は松島が右隅にトライ。前半は8対28でした。

後半は世界ランキング3位のアイルランドとほぼ互角の戦い。前半もそうでしたが、この日はディフェンスが冴えていました。敵の足もとに1人がタックルすると、上半身にも1人と、粘っこさを感じさせます。でも、オフェンスがどうにももたもたしていて、切れが感じられません。それと、ハンドリングのミスも目立ちました。

DSC02610★主力メンバーがちょうど同じタイミングでNZに遠征している「ブリティッシュ&アイルランド・ライオンズ」のほうに取られているため、来日しているのは“1・5軍”です。しかも、気象条件は日本のほうが有利。試合の時間帯もなぜかいちばん暑い日中で、前半からもう少し健闘してくれてもいいはずなのですが……。

 

 

 

IMG_1042★これでアイルランドとのテストマッチは1985年以来9連敗。この秋、フランスやオーストラリとのテストマッチが予定されていますが、このクラスと戦うときはイージーミスや無用なペナルティーは許されないのです。もちろん、選手もコーチもそんなことは百も承知でしょう。でも、ナショナルチームとしての“歴史的な実力差”を少しでも埋めようとするには、「いま」を濃密に戦うしかありません。2年や3年で100年近い差を詰めることなど、土台無理な話ですから。がんばれ、JAPAN!!

 

 

 

鎌倉文学館のバラは一見の価値ありです

2017年6月17日

高校時代の仲間と、3月の台湾に続いての「修学旅行」。今日と明日の1泊2日ですが、ちょうどアジサイの季節で、鎌倉の町は人、人、人。池袋から乗った湘南新宿ライン逗子行きの電車が北鎌倉駅に停車したときは、それより1本前の電車から降りた客が改札をまだ出きっておらず、ホーム上に行列を作っていました。

集合が鎌倉駅だったのは大正解で、こちらはまだそれほど混雑していません。しかし、前夜からYくんの別邸に泊まり込んでいた4人は江ノ島駅で電車(江ノ電)を3本ほど待ったとのことで、15分ほど遅れて到着。江ノ電は車両も小さいし、4両編成ですからね……。

DSC02520★さて、7人全員がうちそろったところで、まずは長谷の大仏(高徳院)まで歩きます。国宝であることは、今回初めて知りました。前回鎌倉に来たときはちょう工事中で見られなかったものですから。歩くこと30分弱。高校2年のときの修学旅行以来なんと50年ぶりで大仏とご対面。NHKの『ぶらタモリ』でも取り上げられていましたが、鎌倉の大仏はもともと大きな大仏殿の中に収まっていたといいます。その痕跡(土台石)が、大仏の周りに何カ所か残されていて、一同納得。結局、大仏殿があったのは、完成(1252年が定説らしい)から250年ほどの間だけだったのですね。その間、地震で壊れるたびに再建したものの、とうとうあきらめ、いまと同じ野ざらしの状態になったようです。

大仏をあとにし、次の目的地・鎌倉文学館に行く途中で昼食を済ませました。昼を過ぎるころから町を歩く人の数もどんどん増えてきます。メインの道筋からちょっと引っ込んだ場所にある文学館の入口は、味わいのある石組みの門。坂を少し昇ったところに建つ建物はもともと加賀前田氏15代当主・利嗣の別邸だったそうです。最初は和風建築でしたが、関東大震災で倒壊してしまったため、1936年にいまの洋館が完成。

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周りが小高い丘に囲まれ、木々を背にして立つ建物の姿が際立っています。建築物としても美しく、洋風の庭園も立派で、鎌倉の海が見渡せます。その南側にあるバラ園は、それほど広いわけではありません(600㎡)が、美しい花を咲かせていました。6月半ばという時期は、春のさまざまなバラが咲き誇るタイミングでもありますし。多種多様なアジサイもきれいでしたよ。

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人の出もそれほどではなく、芝生の上で横になる者、木蔭でコーヒーを飲む者などめいめい落ち着いたひとときを過ごし、次の目的地に向かったのは3時半過ぎ。さらに20分ほど歩き、海沿いに建つアジサイの名所・成就院へ。ただ、なぜかアジサイの花は咲いておらず、由比ガ浜の海岸を展望しただけで終わり。海岸近くの酒屋まで歩き、夜の宴会用にと酒やらつまみの類を大量に買い込みます。

DSC02580★荷物を置きにいったんYくんの別邸まで移動し、6時過ぎから七里ガ浜の人気イタリアンレストランで大晩餐会。目の前が海という最高のロケーションですから、まわりのテーブルはすべていい雰囲気のカップルばかり。そうした中で、66~67歳のおやじ7人が飲みまくり・食べまくりですから、その夜この店でデートしていたカップルには「なにー、これ!」と思われたかも。でも、こちらはなんと半月も前に予約していたのですから、堂々たるものです。まあ、常軌を逸した呵々大笑は遠慮しましたが。

ガトリンを観に行ってきました

2017年5月21日

川崎にある等々力競技場に初めて行きました。「セイコーゴールデングランプリ陸上」の観戦で、アメリカのジャスティン・ガトリン(男子100m)が見られるというので、けっこう派手に宣伝していました。

今年35歳のガトリンは“悲劇の主人公”的なアメリカのアスリート。2004年のアテネで金メダル、2005年のヘルシンキ世界陸上では100・200で優勝。ウサイン・ボルト(ジャマイカ)が出現する前はまさに短距離界の王者でした。ドーピング検査でひっかかり、出場停止処分を過去2回受けていますが、2012年のロンドン五輪では100で銅メダル。4×100リレーでも2位でしたが、このときはタイソン・ゲイがドーピングでひっかかりメダル剥奪。

2013年のモスクワ世界陸上、100mで銀メダル。2015の北京世界陸上は100・200でともに2位。2016年のリオ五輪でも2位(200は準決勝で敗退)。ひとつ上にいたのはいつもボルトです。

朝から猛烈な暑さで、私も家人もなんだかぼーっとしている感じ。池袋から武蔵小杉までは湘南新宿ラインであっという間に着いたのですが、競技場まで行くバス乗り場えらくっといのです。北口と南口がえらく離れていたため、構内を10分近く歩いたでしょうか、やっとという感じでバスに乗り到着。

DSC02497ところがチケットを家に置き忘れてきたようです。「せっかくいい席のチケットを買ったのに!」。でも、だからと言って帰るわけにはいきません。仕方なく、当日・自由席券を買って入りました。ギラギラの太陽光の直射もなく、まあまあの席だったのは皮肉でしたが。

 

 

DSC02502★さて、ガトリンを迎え撃つのはケンブリッジ飛鳥(ナイキ)、多田修平(関西学院大)、アブドゥルハキム・サニブラウン(今年の秋からフロリダ大学)の日本期待の若手3人。桐生祥秀(東洋大)と山縣亮太(セイコー)の姿はありません。結果はリオ銀メダルのガトリンが10秒31で1位。飛鳥は100分の3秒差の2着でした。サニブラウンはスタートで出遅れ、10秒42で4位でした。

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10秒35で3位に入った多田はレース後、ガトリンから「素晴らしいスタートを切った男がいて、驚いた」と褒められたそうです。

もう一つ、見てよかったのは男子400mハードルの安部孝駿(デサントTC)。世界陸上参加標準記録(49秒35)を上回る49秒20で走りました(2位)。これまでのベストが49秒台後半でしたから、これは期待できます。男子ヤリ投げの新井涼平はいいところなし。世界陸上、大丈夫でしょうか。

大関になりそうな髙安

2017年5月18日

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久しぶりの大相撲観戦。稀勢の里人気で、ここのところチケットがなかなか取れないのですが、あちこちツテをたどってお願いし、キャンセルになった今日のペア・マス券をGET! 稀勢の里の土俵入りも、まだキャリア不足の感は否めないものの見ることができました。

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DSC02488家人とともに私がひいきにしている嘉風は、ここのところ力をつけてきた関脇・玉鷲に押し出しで敗れましたが、今場所の注目は関脇・髙安。ここ2場所続けて素晴らしい成績を残しており、今場所11勝をあげれば大関昇進間違いなしというところまでやってきました。人気先行気味の遠藤に寄り切りで勝ち、場内は大歓声。どうやら大関は大丈夫でしょう。

 

終わったあと、国技館近くにある話題の和菓子屋さんに立ち寄り、人気商品の「力士もなか」を買って帰りました。

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現場に行くと、創作意欲もぐんとアップ

2017年5月13日

昨日はフォーラムの本番。昼過ぎからえんえん5時間。第1部から第4部まで続きましたが、充実した内容でした。話を聞きながら、私の頭はめまぐるしく回転、これまで考えていたような内容ではダメだと反省、本のタイトルから構成など、すべて考え直さなくてはと、必死でメモを取ったり、思いついたことを書き出したり。あっという間に閉会時刻を迎えました。

そのあとのレセプション、二次会、三次会も楽しくも充実し、意義深い1日となりました。

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「現場」にいることがいかに大切か、改めて思い知らされた次第。これから2カ月余で書き上げることができるのかやや心配もありますが、チャレンジするのが楽しみです。淡路島のホテルから新神戸まではバス。昨晩から雨が降り始めたのですが、気持ち的には晴れ晴れしており。帰路の新幹線の車中でも、頭と手はフル回転。なんとなく希望の明かりが見えてきました。

ゆっくり休む間もなく淡路島へ

2017年5月11日

今日は午後1時発の便で関空まで行き、そのあとフェリーで海峡を渡り淡路島です。素晴らしい天候であっという間に到着しました。こちらに来たのは、19回目となる「北前船寄港地フォーラム」に参加するためですが、今日はその前夜祭。回を追うごとに参加者の数は増えるわ、内容も整ってくるわで、楽しみにしていたのですが、今回は兵庫県が資金も人出も全面的にバックしているとのことで、えらくハイグレードの前夜祭でした。

 

驚いたのは「淡路人形浄瑠璃」。ここで浄瑠璃が観られるとは! それも内容がハンパでなく素晴らしいのです。前々から、人形浄瑠璃は一度でいいから観てみたいと思っていたのですが、今日まで実現できませんでした。しかし、大阪で始まったといわれる人形浄瑠璃はここ淡路島から始まったことを知りました。人形の動きも巧みでしたし、セリフまわしも伴奏も素晴らしい出来で、えらく得した気分。

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DSC02471もう一つ驚いたのが阿波踊り。これも阿波徳島だけのものかと思い込んでいたのですが、淡路島も江戸時代、徳島藩の領地になっていた時期があることを思い出し納得。本物の阿波踊りは残念ながら観たことがありませんが、淡路島のそれもそれに遜色ないように思えます。いいものを見せてもらいました。フォーラムに大感謝です。

 

今回は、4月末に「日本遺産」の認定を受けてすぐというタイミングでもあり、会場は祝賀ムード一色。もっとも「日本遺産」というのは、過去4年で80件近くが認定されているのですが、その狙いどおり観光資源として活用されているケースは少ないのだとか。「北前船寄港地」はまさかそうならないかと思いますが、いずれにしても、今回のフォーラムをきっかけに大きく飛躍することを願うばかりです。

サンチアゴ空港でうれしいハプニングが!

2017年5月9日

7日の朝7時50分発のLAN便でまずサンチアゴまで2時間20分。今日は、朝のやわらかな光を浴びたアンデスの山々が見えます。サンチアゴで4時間余のトランジット、カンタス便でシドニーへ。これがなんと14時間10分のロングフライト。映画を1本観て、あとはほとんど眠っていました。

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翌日の夕方、ようやくシドニー空港に到着。ラウンジでシャワーを浴びました。初めての経験でしたが、気分はスッキリ。最終目的地羽田に飛び立ったのは夜8時45分、9時間30分のフライトで今朝の5時15分に羽田到着。

ただ、サンチアゴ空港のラウンジで思わぬハプニングがありました。ビールを飲みながらノートパソコンをいじったりしていたのですが、途中、昨晩の試合に出ていたサンウルブズの選手やコーチの顔を発見しました。最初はためらいもありましたが、「旅の恥はかき捨て」というではありませんか。思い切って声をかけ、「一緒に写真を撮ってもらえますか」とお願いしました。手に昨夜買ったレプリカのラグビーボール(ふくらんだままなのが幸いしました)を持ちながらでしたので、こちらの意図も一発で通じました。疲れているはずだから断わられるかもと思いましたが、そこはやはりプロ。居合わせた3人全員がイヤな顔ひとつ見せず席を立ち、笑顔でカメラに収まってくれたのです。右がエドワード・カーク選手、中央がラーボニ・ウォーレンボスアヤコ選手、左がサム・ワイクス選手です。

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さて、見かけ上は46時間の移動ですが、時差が12時間あるので実質的には34時間になります。トランジットの時間を差し引いて、正味26時間のフライトですから、疲れないわけがありません。それでも、思っていたほどではなく、自宅に着いてから数時間後には、フツーに仕事していました。夜もけっこう頑張り、12時近くまで。メラトニン(時差のある旅には欠かせないサプリメント)を飲んで寝みました。

惜し~い! 最後の10分で逆転負け

2017年5月6日

今日こそ動物園に行こうと思っていたのですが、やはりホテルの人が言っていたとおり、これまで市内にあった動物園は昨年クローズしてしまっているようでした。キリンに挨拶をしたかったのに、なんとも残念。事前にネットで調べたとき、動物園の一部は植物園に移設されているといった情報もあったので、念のためそちらにも行ってみましたが、やはり動物はいませんでした。

DSC02424旧動物園はいま工事の真っ盛りといった感じでしたが、それにしてもブエノスアイレスはいま、街中が工事だらけ。不景気で公共工事をおこなっているのかもしれません。植物園からタクシーで「ガレリアスパシフィコ」に行き、中華のランチを済ませ午後は休憩。夜のスーパーラグビーのサンウルブズ戦に備え、体力を温存しておこうと。ただ、アルゼンチン・ペソの現金がやや不足気味だったので、ホテルからまた「ガレリアスパシフィコ」まで両替に行きました。そのついでに、初日の夕方、十分に見て回れなかった「サン・マルティン広場」の周辺を歩いてひとまわりしてみることに。

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さて、ラグビーです。今日の相手はアルゼンチンのジャガーズ。昨年サンウルブズが唯一の勝利をもぎ取った実績があるので期待できます。ただ、今シーズンのジャガーズはここまですでに4勝を挙げており、かなり力をつけている様子。

キックオフは夕方6時40分なので、1時間前にはスタジアムに着いていようと、ホテル出発は5時にしました。ブエノスアイレスでもかなり西のほうにあり、ホテルからは間違いなく30分はかかるとのこと。また、帰りの足のこともあるので、タクシーをチャーターしました。

5時前にロビーでドライバーに合流。えらく愛想のいい人で、車中もしゃべりっぱなし。お互い、片言の英語なので意は十分に通じます。スタジアムの前で降りると、帰りの待ち合わせ場所を決め、いったん別れました。

試合がおこなわれる「エスタディオ・ホセ・アマルフィターニ」はけっこう古く、しかもそれほど大きくありません。入場ゲートを通り抜け、敷地内に入るとファンゾーンがあり、グッズや飲み物を売る店が何軒か出ています。また、広場のようなところでは、お楽しみイベントがあちこちで繰り広げられていました。アルゼンチン協会公認ラグビーボールのレプリカを買おうと店に行くと、空気が入ったままのものしかないといいます。でも、ブルーの模様がついたものがほしかったので、それで我慢。

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スタンドもかなり古びており、トイレなどもうボロボロ。家人は「ドアのカギが閉まらないから、足で押さえて……」などと話していました。私たちの席は正面、ほぼハーフウェーライン上の位置で、前から8列目。前のほうに10数人の日本人グループが座っていました。「GO!SUNWOLVES!!」と書いたボードを掲げながらの応援です。アルゼンチン在住の人たちなのか、それとも日本かほかのどこかの国からやってきたのか定かではありませんが、えらく熱が入っていました。ほかにも何人か、日本人が私たちの近くにいましたが、99対1のアウェーゲーム。レフェリーの笛がどうなるのか、そちらの不安もあります。

しかし、そんな心配もどこへやら。キックオフ直後からサンウルブズが絶好調で、ほとんどの時間帯でリードを保ちながら残り10分まで進みました。ただ、この10分間でジャガーズが立て続けに3トライし、逆転されてしまい、終わってみれば、39対46。なんとも惜し~い! ゲームでした。それでも5トライを挙げたのでボーナスポイントもつきます。でもやっぱり勝たなくては……。

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試合の途中、東京・秩父宮のパブリックビューイングの映像を観ていたのでしょう、古くからの友人がメールを送ってくれました。メッセージには「テレビに出ていますよ!」と。こちらのテレビ映像に、スタンドにいる私たちの姿が映ったにちがいありません。数少ない日本人ファンですから、映像的にはおもしろいのかも。

試合が終わってスタンドの外に出るとタクシードライバーが待ち受けてくれていました。すぐに乗って、9時にはホテル着。いよいよ明日は帰国です。ホテル出発が6時過ぎと早いので、今晩中に荷造りを済ませておかなくてはいけません。順調に進み、12時にはGOOD NIGHTとあいなりました。

やっぱりおいしいアルゼンチン牛肉

2017年5月5日

今日も昨日と同じく乗り降り自由の観光バス。ただ、最初はタクシーで「レコレッタ墓地」まで行きました。その近くに動物園があるからですが、ホテルを出るときドアマンに聞いてみると、「動物園? ここから車で1時間半ぐらい行った郊外にあるけど」と言うではありませんか。ただ、それは「世界でいちばん怖い動物園」と言われるルハン動物園のことです。こちらは、ライオン、トラ、ゾウ、シマウマ……など、すべての動物と直接触れ合うことができるスタイルになっています。

でも、本当は市内に、普通の動物園もあるはずなのです。「いや、それはもうない」というのです。おかしいなと思いましたが、とりあえずそれを受け入れ、今日はあきらめることにしました。

「レコレッタ墓地」はブエノスアイレスでも人気の観光スポットになっているようで、多くの人が訪れていました。お墓とはとても思えないほど立派な建築物が並ぶ墓地にはびっくり。沖縄や台湾の墓も真っ青といった感じです。エビータとサルミネント元大統領の墓はとくに人気で、小中学生が社会科見学で訪れたりしていました。

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DSC02304ここからバスに乗り今日はブエノスアイレスの北から西にかけてのエリアをひとまわり。ラプラタ川添いの道路を走るのですが、どう考えても川には見えません。川幅はこのあたりで50km、河口部はなんと220kmもあるそうです。「世界でもっとも川幅が広い」というのも納得。天気もいいのに、懸命に目を凝らしても対岸はまったく見えてきません。

 

 

DSC023117日の朝、帰りの飛行機の乗るホルヘ・ニューベリー空港を過ぎるとバスは大きなサッカー場の横を通ります。ブエノスアイレスにはプロのサッカーチームが5つあるそうですが、その一つCAリーベル・プレートのフランチャイズ「エスタディオ・モヌメンタル・アントニオ・ベスプチオ・リベルティ(通称エル・モヌメンタル)」です。

 

 

DSC02331そこから今度は、ブエノスアイレスで最近人気のエリア「パレルモ地区」に到着。ここで下車してランチをすることにします。目に入ってきたカフェ風の店がよさそうだったので、迷わず入りました。とりあえず注文すると、隣、また横、後ろのテーブルの客がそろって口にしている飲み物がありました。大きなボトルに葉っぱが入っており、ちょっと濁った感じに見えます。

 

!cid_462f04eb-51fa-4151-a67b-2dcd9c3918aa@apcprd04_prod_outlookボーイに「あれは何だい」と尋ねてみると、「リモナーデスだよ」と。レモネードですね。さっそく注文してみました。飲むとけっこういけます。道理でみんな頼んでいるはずだと納得。食事もおいしく食べられ、お腹いっぱいになって店を後にしました。

 

ここからは再びバスに乗って、観光スポットでまだ観ていない「五月広場(Plaza de Mayo)」まで。「大統領府(カサ・ロサーダ)」の前にある大きな広場で、人気スポットのはずなのですが、さほど人は出ていませんでした。広場の北側にある教会はブエノスアイレスの「メトロポリタン大聖堂」。

 

ちょうど夕方5時前だったので、ガイドブックに書いてある「大統領府」の衛兵交代式が観られるはずなのですが、衛兵それ自身の姿が見えません。どうしたのだろうと、あきらめて帰り支度を始めると、「大統領府」の建物からすーっと出てきました。しかし交代式は別の場所でおこなわれるようで、後ろからついていくと、先の教会に。中に入ると、その一角でごく簡素な交代式がおこなわれました。台北の「中正紀念堂」でのそれと比べるとえらくあっさりした感じで、あっという間に終了。

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IMG_0842夕食は、わざわざ遠出する気分でもなかったので、ホテルから歩いて5分以内のところで見つけることに。すると、店の名前も何も出ていないのですが、お客はそこそこ入っているレストランがありました。すぐそこに決めて中に入り、炭火焼きのアルゼンチン牛肉(日本人好みの刺しは一切なし)を注文。ここはおいしかったです。やはり本場の肉は違いますね。しかも、値段がウソのように安いのです。