久しぶりのテストマッチ=ウルグアイ戦を生で観戦

●神戸からの帰り上野の国立博物館に立ち寄り、「琉球」展を観ました。復帰50周年を記念しての企画だけあって、展示内容は濃密。那覇の首里城近くに会社の分室を設け、10数年ほど足繁く行き来していた私ですが、そのくらいではとてもカバーしきれないほどの奥行きと幅広さを思い知らされました。博多も堺も、琉球抜きでは国際港として存在し得なかったのではないかと。


●会場を出ると、上野公園の噴水広場で「台湾フェスティバル」が。都内で年に3〜4回開催され、前々から一度行ってみたいと思っていたイベントで、入場料500円也を払って入りました。飲食の店がほとんどで、好物の魯肉飯をと思いましたが、あまりに高い値段でパス。手ごろな品を3点選んでトライしてみたものの、どれも”ざんねんな味”でガックリ。台湾のB級グルメは、リモート(remote=遠い、遠方の、遠く離れて)ではなく、やはり現地=リアルが一番ですね。


●「リアルが一番」といえば、ラグビーも同じ。土曜日(6/19)、W杯以来およそ3年ぶりで生のテストマッチ=JAPAN vs. ウルグアイを観戦しました。サイズの大きな国立競技場と違い、体がぶつかり合う音がもろに聞こえ、汗の飛び交う様まではっきり見えて迫力満点なのが秩父宮ラグビー場の魅力。戦いが大きく見えるのはやはり素晴らしい!


●でも、観客数は1万5千弱。先におこなわれたサッカーは、ブラジル戦(6万5千)は別格として、チュニジア戦(3万1千)、パラグアイ、ガーナ戦(ともに2万5千)にも及びませんし、同じ日のサッカーJ1では3試合が1万5千以上。けっして強豪とは言えないウルグアイ相手とはいえ、秩父宮も満席にできないラグビー協会はまだまだ努力・工夫が足らないように思えます。(2022/6/19)