●前夜は秋田に泊まりましたが、同じ時間帯に同じホテルを東京の知人が仕事で訪れていたのをFBで知りびっくり! こんなこともあるのですね〜。ホテルの真ん前は久保田城のお堀。早起きして、蓮の花を観に行きました。あと10日もすればお堀の水面が見えないほど満開になりそうです。
●5日目最初の訪問地は、男鹿半島から少し東にある五城目〔ごじょうめ]町。以前住んでいた豊島区に同じ名前の秋田料理店があり、地名は知っていました。城と朝市が有名なようで、今回の目的はその朝市。有名な輪島にはかないませんが、500年以上も前から続いているのだそうです。ただ、この日は平日、それに雨模様の天候も災いし、客は私たち一行だけ。救いは”観光毒”にさいなまれている風が一切ないこと。
●午後は男鹿半島へ。おもしろかったのは、なまはげ館と隣り合わせの真山[しんざん]神社。当初は神を祀っていましたがその後仏教寺院が併設され、明治初めの神仏分離令により神社に戻ったようです。仁王門はあっても鳥居はないまま。皆さん、どこに向かって手を合わせたらいいのかとまどっていました。
●宿泊地の大館は、一昨年10月に訪れたばかり。夕方フリーの時間があったので、完成して間もない市役所新庁舎を訪問、見学させてもらいました。木の温もりを生かした、素朴ですが心地よい空間に感動。夕食は前回と同じ店でしたが、季節柄きりたんぽ鍋ではなく、料理長が腕によりをかけたメニューを堪能。なかでも南瓜スープ、金目鯛枝豆焼き、リンゴ釜グラタンは出色でした。ちなみに、きりたんぽ鍋はこの店で生まれたのだそうです。(2022/7/22)