●夕方、近所のスーパーに買い物に行きました。ここ3カ月ほどの顕著な傾向は、男性客の姿が多いこと。重たそうな通勤バッグを手にした20代後半〜40代前半のビジネスマンなど、平時ならこうした場所でけっして見かけそうにない人たちが、野菜や肉を真剣な顔で物色していたりするのです。若者が背負う有名ブランドのリュックから長ネギが見えたときは笑えてしまいました。
●かく言う私も最近、”主夫”業がすっかり板につきつつあります。どのスーパーのどこに何が置かれているのかなど、すっかり覚え込んでしまいました。ここのところの野菜の値上がりもひしひし感じており、それによってメニューを変えたりすることも。スーパーの目玉商品もきっちりチェックし、家庭内在庫の状況と突き合わせながら補充したりしています。
●週3回行っているジムから自宅に歩いて帰る途中、インパクトのある名前のカレー屋さんに入りました。驚いたのは、ワーキングマザーとおぼしき女性が”おひとり様”で来店してきたこと。それも3人です! 近くにはこじゃれた店もあるのですが…。外食がままならない中、毎日家族の食事を作るのに疲れているのかなぁ。彼女たちにとってランチの外食は、貴重な息抜きのチャンスなのかもしれません。
●コロナ禍は日本の社会のありよう、個々人の暮らし方を確実に変えつつあるようです。外出する・集まる・しゃべるといった、ごくありきたりの行為にためらいを感じたりするなど、およそ想像もしなかったこと。心身の調子がすぐれない人が増えているようですが、それも当然のように思えてきました。



Facebook Post: 2020-08-07T20:59:06