●『ショパン 200年の肖像』を観てきました。4/26からスタートの予定が、コロナ禍のため6/2に。昨日28日で終了は変わらないので、会期が半分以下になってしまい、かなり混雑していました。自筆の楽譜、手紙、遺品をはじめ、ショパンの肖像や彼に関わる美術作品、国際コンクールのポスターなど、さまざまな素材が巧みに構成・展示されたユニークな内容でした。
●会場は、西武池袋線中村橋という地味な駅の真ん前に建つ練馬区立美術館。35年前にできた施設ですが、同じ沿線に住んでいながら一度も行ったことはありませんでした。でも今回、コロナのおかげで足を運ぶことができ、よかったです。実を言うと、今年の8月、5年に1回開催されるショパン国際ピアノコンクールに行く計画を立てていました。残念ながらその夢はかなわずガックリ来ていたのですが、今回の展示会はそこそこ満足できました。もっとも私の場合、ショパンの音楽に惹かれているわけでもなく、ポーランドという国や文化に強い関心があるだけですから、満足の中身は違います。昨日会場で見かけた方々のほとんどは音楽ファン、というかいかにもショパンのファンといった感じの人ばかり。子どもも、幼い頃からピアノ習ってま〜すといった雰囲気がありあり。私などとはおよそ別の人種のように思えました。
●それでも、人間ショパンの一部が垣間見えましたし、彼を生まれ育ったポーランドという国のユニークさ・奥深さも強烈に感じた次第。いつかかならずこの国に行くぞーっ! との思いが固まりました。というわけで、「(マイクロ」 ではやっぱり我慢できそうにない私です。




Facebook Post: 2020-06-29T15:31:19