●明後日(8月23日)は、二十四節気の「処暑」。しかし今年はそれとはほど遠い状況で、35℃の熱壁が日本列島を取り囲んだままです。昨20日の全国最高気温は滋賀県東近江市で39.5℃。それに敬意を表してというわけではありませんが、昼食は「ちゃんぽん亭」の近江チャンポン。昨年6月、近江八幡一帯を旅したとき初めて出会い、トライしたところ、私たちの好みにピッタリの味。またいつか‥‥などと話していました。
●その支店が銀座にあったのです。同県彦根生まれの近江チャンポンは削り節と昆布から取った京風のだしが売りで、だれにもなじみ深い長崎のチャンポンとはかなり違った味わい。東京周辺で食べられるのは東久留米、水道橋、そして銀座の3店舗のみ。銀座の店は交通会館の裏にある「INS(インズ)」というビルの2階にあるのですが、穴場的なロケーションのせいか、それほど混んでいません。お近くに行かれた際はぜひお試しあれ。
●交通会館は昔から知られるショッピング施設。いまでこそ、都内には多くの道府県がアンテナショップ(地上店)を出していますが、それ以前はここ交通会館がメッカでした。現在も北海道、秋田、富山、大阪、兵庫、和歌山など10を越える府県が出店しています。今年のお盆は、銀座・日本橋界隈に点在する各県のアンテナショップを巡るのが流行ったそうですが、ここなら全国の4分の1を一気に”制覇”できます。
●交通会館の近くにも沖縄、福井、山形、茨城、高知、熊本などのショップがあり、食事ができるところも。コロナ禍で隣県に行くのもはばかられる中、地方各県の雰囲気を感じに行くにはもってこいです。「外食」や「旅」はたしかに不要不急でしょうが、たまには、ねえ。実際、昨日も真っ昼間のいちばん暑い時間帯にもかかわらず、多くの人がマスクをしながら歩いていました。





Facebook Post: 2020-08-21T15:23:51