「3密」はダメだけど、「3蜜」は…。

● 愛知県小牧市に住む中学時代の親友から桃が届きました。いよいよ、私の好きな「3蜜」が勢ぞろいする季節の到来です。桃の別名は「水蜜」、それにあん蜜と蜂蜜を加え「3蜜」。発音は同じ「サンミツ」でも、コロナのリスクを高める「3密」とは違いますよ。
●生来の甘い物好きで糖尿病の境界をウロウロしている私はコロナ感染→重症化のリスクも高く、「3密」にはよくよく気をつけているのですが、その一方で「3蜜」には目がありません。桃=水蜜はそのエース格で、この季節は私にとって”試練のとき”と言えます。
●ちなみに、果物の品定めはけっして簡単ではなく、桃はその筆頭。念入りに選んだと思ったのに、口に入れたとたん”ハズレ”と分かったときの悔しさといったら! 逆に、投げ売りのように置かれていたのを買って食べてみたら、信じられないくらいの”大当たり”などということも。どこか人生にも相通じるところがあるようにも思えます(大げさに過ぎるかも?)。
●50数年前、名古屋の中学生だったころ、小牧市は桃のモの字もなかったように記憶しているのですが、いまは桃ケ丘、桃陵、桃花台ニュータウンなどという地名が。時代を経るにつれ、農業のありようも大きく変わったのかもしれませんね。その後名古屋から小牧に移り、毎年この時期、地元の名産を送ってくれる友の真心に感謝するとともに、色と身の固さなどじっくり吟味しながら、大事に大事に味わわせていただきます。

Facebook Post: 2020-07-15T14:50:15