●一昨日(5日)、ためていた録画で韓国映画を見ました。『タイトルは『タクシー運転手 約束は海を越えて』。1980年5月の光州事件が素材なのですが、これ以上ない絶妙のタイミングで観る結果に。前日は天安門事件が起こった日、また、アメリカとヨーロッパでは、黒人差別に対する抗議デモが大きな広がりを見せています。これらに通底するのは、権力を手にした者は、それを守るために非人間的な行為にも平気で手を染めてしまうということ。一般民衆の熱が高まると、それがさらにヒートアップするのも世界中に共通しています。
●映画の結末は悲しくもありうれしくもあり、複雑な気持ちにさせられますが、そんな気分を吹き飛ばしてくれたのが、我が家の花壇。これまで咲いたことのない(植えて育てた記憶もない)花が2種(知っている方、名前を教えてくださいませ)、突然開花。さらに庭には、都心では珍しいカラスアゲハの姿が。自粛で、在宅時間が長くなっているおかげですね。
●それにしても、東京アラートの状況がこのまま続くと、ひょっとして非常事態宣言発令中のような厳しい要請が復活するのでしょうか。いったんゆるんだ気持ちを元に戻すのは、それと逆のとき以上にエネルギーが要りそう。あと3週ほどで上半期も終わってしまというのに、先行きがまったく見えない不安とストレスはさらに高まります。それを乗り越える新しい楽しみをまた見つけたいものです。




Facebook Post: 2020-06-07T21:18:49