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ニューサウスウェールズ州立図書館には感動

2016年5月30日
今日はメルボルンに移動です。午前10時がレンタカーのリターン時間。ホテルからは10㎞ほどのシドニー空港近くにオフィスがあるのですが、ガソリンの補給もあるので、朝8時すぐには出発。空港近くのガソリンスタンドをナビにセットし、給油を終えたあと今度はレンタカーの事務所をセット。ものの10分足らずで着くはずでしたが、最後の土壇場でナビを見誤り、まわりをぐるっと1周させられたため、30分もロスしてしまいました。それでも10時少し前に到着し、無事返却。隣接するメルボルン行き飛行機が出発するターミナルには余裕で着きました。

dsc_0393今日のフライトはLCCのJETSTAR。すんなり手続きを終え、12時15分発の便に乗り、1時35分にはメルボルン到着。LCC用のターミナルはまだ新しいせいもあってかすこぶる清潔なのが印象的です。荷物を受け取ると、すぐスカイバスに乗りました。30分もかからずにサザンクロス(Southern Cross)駅に着き、スーツケースを転がしてホテルまで。シドニーと同じ「インターコンチネンタル」ですが、こちらはまた一段と強く歴史を感じさせるクラシックな建物です。地下1階から7階まで吹き抜けになっていてロビー階があるのは2階部分にあたるので、地下1階にあるコーヒーラウンジを廊下から見下ろす形になります。

部屋の窓も吹き抜けになっている側についているので、外側の景色はまったく見られません。吹き抜け部分の天井から注ぐ日の光だけが明かりのもとですから、なんだか不思議な感じがします。

dsc_0404荷ほどきもそこそこに中心部に向けて歩き始め、お腹も空いていたので食事に。ブロックアーケードという古いショッピングビルで見つけた小さなカフェに入って済ませました。ほんの狭い店ですが、味はレベルが高く、ビーフバーガーとペンネ・ボロネーゼを2人で平らげました。

 

そのあと訪れた州立図書館には驚くとともに感動しました。まずはその建物。美術館といってもおかしくないほどの設計です。中もまた大変な広さで、3階までしかありませんが、入ってすぐのところにある開架室には机がぎっしり並べられ、そのほとんどが大学生たちによって占められています。ほぼ全員、ノートパソコン持参で調べごとや勉強に励んでいる風でしたが、よほど勉強しないと、大学にはいられないのでしょうね。

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書館に入るころから家人が「疲れた」という言葉を口に出していたので、見終えるとすぐタクシーでホテルに戻りました。そのまま家人は朝までずっと眠っていたようです。私はそのかたわらで少し仕事をこなし、さらに8時過ぎから川を渡った先にあるオーストラリア最大のカジノ「CROWN」の様子を見に行きました。こちらも大変な広さで、端から端まで5分ではききません。ここもやはり中国人の姿が目立ちますが、インド人もオーストラリア人もいますし、マレー系の人も少なくありませんでした。

「VIVID SIDNEY」はいまイチの感

2016年5月29日
今日はシドニーに戻ります。高速に乗る前に、キャンベラの動物園をのぞいてみました。豊かな自然の中にある環境的には恵まれた動物園なのですが、サービス精神に欠けているというか、どこに何がいるのかが非常にわかりにくく、疲れました。キリンはわりと早いうちにお目見えできたのですが、それくらいしかなく、あとは……。

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dsc_0370早々に動物園を出て、一路シドニーへ。夕方5時前にホテルにチェックインし、夜のナイトクルーズに急ぎました。「VIVID SIDNEY」が一昨日から始まっており、今日が最初の日曜日。ダーリングハーバーから次々とクルーズの船が出発します。私たちはいちばんシンプルなメニュー(=ディナーなし)の船。1時間でサーキュラーキー周辺のあちこちに仕掛けられた光のオブジェやライティングのほどこされたハーバーブリッジ、対岸のミルソンズポイント、オペラハウスや周辺の高い建物に投影される光の芸術の数々を堪能しました。

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ただ、家人にいわせると、色彩や造形の手法が日本人の感覚にはなじまないのではないかと。美に対する感覚がやはり違うのでしょうね。

寒い夜に、チョー寒い試合を見せた「サンウルブズ」

2016年5月28日
10時にレンタカーをチェックアウトし、キャンベラに向けて出発。いつものように、最初のナビのセッティングに手間取りましたが、なんとかクリアできました。高速道路の1本道。シドニー市内とその近郊はまだしも、50、60キロ離れたあたりからは草と木だけ。町も村もありません。もちろん人の姿もなし。ときどき牛と羊の大集団が見えますが、基本的には何もないところを走っていきます。日本の高速道路でいうサービスエリア、パーキングエリアのようなものはもちろんありますが、それとて無人のところがほとんど。キャンベラまでの間に2カ所だけ、店舗のあるところがありました。

あまりに退屈で眠気をもよおしそうになるので、途中3回ほど車を止め一服しました。夕方4時前にキャンベラに到着。さすが首都、美しい街です。シドニーもそうですが、オーストラリアの魅力は空気がすこぶる澄んでいること。車も相当の量が走っていますが、国土がとてつもなく広いので、当然かもしれません。

dsc00640ホテルは「ヒストリカル」を謳っているだけに、古いつくりです、しかし、敷地が大変に広く、1階と2階にフロアに大小の宴会場(パーティールーム)が合わせて30以上はあるでしょうか。吹き抜けの廊下部分から細い回廊が縦横に出ていて、そこに部屋があります。3階建てですが部屋数は100以上ありそうです。

 

 

dsc00648今日の朝食はレンタカーを借りに行く途中にあったカフェで買ったチキンラップにコーヒーを立ち、いや歩き食い。昼間はマクドナルドのフィレオフィッシュというプアな内容だったので、夜くらいはと街の中心部までタクシーで。首都の中心部ですから、人も多そうですし、飲食店はかなりの数ありました。たまたま前を通った中華料理の店に入ったのですが、これが大当たり。私たちが入った6時過ぎから30分ほどの間に12~13組の客が入り、ほぼ満席に。3品ほど注文しましたが、日本人の舌にも合う品ばかりでした。

dsc00613店の近くにあるバスストップから無料シャトルバスでスタジアムまで15分。途中は何もなく真っ暗な道。着いたスタジアムも昨日ほど大きくないので、目立ちない感じがします。収容人数は2万ほどでしょうか。客の入りは6分ほど。新参者でまだ1勝しかしていない「サンウルブズ」が相手ですから、地元の「ブランビーズ」もそれほど緊迫感がありません。とはいえ、プレーオフのからみもあるので、メンバー的にはほぼベストの布陣です。

結果もそのとおり。コールドゲームという言葉がありますが、66対5という大差で「ブランビーズ」の勝ち。2℃という寒さがこたえた(風が吹いていなかったのが救いですが)ゲームでした。

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ノーサイドの笛までとても待っていられず、10分前にスタジアムをあとに。冷え切った体を温めようと、ホテルのラウンジでワインを1杯飲みましたが、最悪・最低の試合でした。これで「サンウルブズ」は全18チーム中最下位に転落です。

「ワラターズ」対「チーフス」のゲームはハイレベル!

2016年5月27日
朝はサーキュラーキーの西側にあるロックス一帯を歩いてみました。イギリス人が最初に上陸した場所だそうです。古いレンガ作りの建物が多く、目の前に架かるハーバーブリッジが一段と大きく見えました。ホテルで食べた昨日の朝食が値段(42ドル×2)とまるで見合っていないので、今日は外でと思っていたら、1軒、おいしそうな店を見つけました。そこで、ツナサラダ、バナナパンケーキ+カナディアンベーコン、コーヒー、カプチーノを注文。これでしめて29・5ドル。十分に満足です。オーストラリアの食事は総じて薄味に仕立ててある印象がします。

dsc_0224北のほうに向けてさらに歩くと、坂の上り下りが多いことに気がつきました。古い教会のすぐ隣が高層ビルだったり。それが中心街の特徴なのですが、といって不調和な感じはしません。

一度ホテルまで戻り、ひと休みしてまた植物園に。海沿いの道をオペラ劇場方向にぶらぶら歩いていくと、美しいフォルムのオペラ劇場がどんどん間近に迫ってきます。ロケーションのせいもありますが、風が強く、写真を撮るのも大変。

今夜から始まる「VIVID SIDNEY」の最終準備も着々と進んでいるようです。植物園も今年から会場になるらしく、1万個のLEDライトで作ったトンネルのようなものができています。明後日の夜、見るのが楽しみになってきました。

埠頭のすぐ横にあるオペラ劇場の付属施設とおぼしき巨大なカフェの先にさらにいくつもの店が並んでいたので、その中の1軒に入りしばし休憩。アペロール・スピリッツ、ラズベリー風味のヴァージンモヒートを飲みました。帰りも植物園の中を抜け、総督公邸の横を通ってホテルに。

今夜は「スーパーラグビー」の観戦なので、その準備をしてサーキュラーキーのバス停まで歩いていきます。サポーターと思しき服装のお年寄り3カップルがいたので、勝手に“あたり”をつけ、6人が乗り込んだバスに。目的地のムアパークに着くと、広大な敷地に大きなスタジアムが2つ、さらにシネコンや劇場もあるようでした。今夜はクリケットもビッグゲームがあるらしく、あたりはごった返しています。

dsc_0282ラグビー専用のAlliantzスタジアムは4万5千人収容。中に入ると、私たちの座席は前から7列目、しかもほぼハーフウェーラインのところ。ただ、試合が始まって気がついたのですが、あまり前のほう、しかもグラウンド上とさして変わらない高さで見ても、全体の様子はつかみにくいときがあります。

試合はオーストラリア・カンファレンスの1位・「ワラターズ」(シドニーが本拠地。チーム名は「赤い花」の意)とニュージーランド・カンファレンスの1位・「チーフス」(ともに今日時点で)どうしの対戦。さすがハイレベルです。「チーフス」のジャージはえらく派手で、黒地にタトゥーを思わせるような幾何学模様が胸の上とおへその上あたりに染め抜かれています。

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「ワラターズ」のキャプテン7番(マイケル・フーパー)、ウィング(イズラエル・フォラウ)など、W杯でおなじみの顔がいくつも見えます。「チーフス」のキッカーを務めるダミアン・マッケンジーが蹴る前に見せるルーティンで、最後に浮かべる不敵な笑いが大ウケしていました。

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試合は45対25で「ワラターズ」の勝ち。終了後はおそらく主催者が用意していると思われる無料のシャトルバスでホテル近くの停留所まで戻りました。このシャトルは、試合の入場券を持っている人はだれでも無料。さすが、ラグビーの先進国!

 

“世界一ぜいたく”なキリン

2016年5月26日
時差がないというのは本当に楽です。朝も普通に目が覚めました。タバコを吸うために1階まで降り、外に出ると、ちょっと肌寒い感じがします。いつ雨が降り出してもおかしくない、どんよちとした曇り空。今日は動物園に行く予定をしているのに、大丈夫だろうかと心配になりました。

朝食を済ませ、サーキュラーキーまで。タロンガ動物園は私たちが泊まっているホテルの、海をはさんだ向かい側にあります。船で行くことはわかっているのですが、今日はあとの行動を考え、パスを買いました。「opal」というカードで、1枚20オーストラリアドル。これで乗り放題なので回数にもよりますが得ですし、何より乗るたびにチケットを買う手間が省けます。

dsc_0104どんより曇っていた空がとうとう泣き出したようです。大きなフェリーに乗って10分少々で到着。桟橋を降りたところにバスが待っていて、動物園の門まで行けます。今年で開園100周年というタロンガ動物園。雨にもかかわらず、小学生・中学生など、子どもの集団がたくさん来ていました。

ここのキリンは素晴らしいロケーションのところに4頭います。しかも、バックに世界遺産のオペラハウスとハーバーブリッジがあるのです。アメリカ西海岸サンタバーバラのキリンも太平洋がバックでしたが、ここは海だけでなく素晴らしい眺めが背景。高層ビルもタワーも見える動物園というのは世界でもそうはないでしょう。こんないい場所で飼われているのをほかの動物園のキリンが知れば、さぞかしうらやましく思うにちがいありません。

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チンパンジーもゴリラものびのびしていましたし、3頭の家族でゾウが水浴び・泥浴びまでしている場面にも遭遇。アフリカのサファリで目にして以来のことで、とてもうれしくなりました。こんなことが可能なつくりになっている動物園は初めての経験です。

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帰るころには雨もすっかりあがっていました。動物園から市内に戻るフェリー埠頭まで行くバスの待ち時間が長かったので、路線バスで市内中心部まで行くことに。ハーバーブリッジを渡り、ワインヤード(Wynyard)というところまで30分もかからずに着きました。そこからぶらぶら歩いてピットストリートの路上モールまで。この一帯はユニクロ、H&M、ZARA、FOREVER 21など、若者向けの店が軒を連ねています。

dsc_0196ランチをと、老舗のデパート=デイビッド・ジョーンズ(David Jones) の地下食品売り場へ。イートインの店がいくつかあり、その一つで食べました。昨日のフードコートとは一変、大人というか、引退したお年寄りというか、そういう人たちにフィットしていそうな感じです。値段も地上店とさして変わらず、しかもレベルは上。私が注文したフィッシュ&チップスも、フィッシュが、食べやすいように、あるいは油が中までくまなくまわるようにするためか、3、4片に小分けしてあり、イギリスとはずいぶん違います。味もそのせいか繊細な感じでした。

地上に上がったところにハイドパークという大きな公園があったので、そこに行ってみました。もともとは競馬場だったところを公園にしたようで、美しい噴水や教会ともマッチしていたのが印象的です。

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評判にたがわず美しいオーストラリア

2016年5月25日

初めてのオーストラリアです。きれいなところです。空港でのもろもろの手続きがあっという間に終わったのが何より素晴らしい! 入国はまずパスポートを読み込ませます。すると、小さなカードが出てくるので、それを係官のいるブース横の機械に差し込めば完了。ここまでわずか5分足らず。当然パスポートにスタンプも押されません。アメリカの入国手続きもこうあってほしいなぁと心底思いました

預けた荷物を受け取ると、次は税関。先ほどの機械に差し込んだカードと、機内で書き込んだ簡単な書類を渡せば一切終了。あとは市内への交通機関を選ぶだけとなります。ターミナルビルの外に出ると、やはり成田を出てきたときとは違いやや肌寒い、というか涼しかったですね。日本でいうと10月下旬といったところでしょうか。

dsc_0032私たちのホテルは、エアポートエクスプレスという電車で5つ目の駅サーキュラーキー(Circular Quay)で降りて徒歩5分のところ。まだ午前10時前だったので、とりあえず荷物だけ預け、部屋はあとでということになるかと思っていたら、あにはからんや、部屋にも入れてくれました。荷ほどきを済ませるとさっそく、ホテルにすぐ近くにある王立植物園へ。海っぷちに位置しているのですが、きれいに整備されているのはやはりイギリス流。

dsc_0080 植物園からタクシーで中心部にあるQVB(Queen Victoria Building)へ。1898年に建てられたビルですが、現在はショッピングモール。4階建ての中央部は完全な吹き抜けで、外壁に沿って回廊があり、そこに店が並んでいます。地下はその周囲にある新旧の建物いくつかとつながっており、巨大な地下街になっていました。

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dsc_0060その中にフードコートがあったのですが、大変な広さで、KFCやサブウェイなど有名ファストフードチェーンの店のほか、和食(寿司、ラーメン)、中華、ピザ、インド、メキシカン、トルコ料理など、30近い店ほどがまわりを取り囲むスタイル。そこをあとにし、すぐ近くのタウンホールと聖アンドリュース教会を見てタクシーでホテルに戻りました。家人はベッドで爆睡。私はといえば、もちろん仕事。

夜になり、ホテルからタクシーで15分ほどのところにあるカジノに行ってみました。平日のため空いていましたが、雰囲気もマシンもラスベガスと遜色ありません。この日は特別に空いていたようですが、それはショーがなかったせいもあるようで、ふだんはもっとごった返しているそうです。2時間ほど軽く遊んで帰りました。

極寒・雨天でも決行! ニューヨークでのお花見

2016年5月1日
天気はしとしと雨、気温は52°Fといいますから摂氏にすると11℃という中、朝からブルックリンの植物園まで行きました。地下鉄を乗り継いでおよそ1時間かかったので、けっこう乗りでがあります。
毎年4月下旬から5月初めごろ、ここでは「SAKURA MATSURI」(2016年で35回目だとか)が開かれており、近年はとくに入場者が増えているとのこと。わずか2日間の開催にもかかわらず6万人を超えるといいます。
ニューヨークにはここ以外にもあちこちで桜が植えられているようで、前日セントラルパークに行ったときにも探してみたのですが、こちらはすでに散ってしまっており、八重桜が1本だけ満開でした。しかし、それだけでは物足りないということで、夜ホテルに戻ってネットで調べてみると、ブルックリン植物園の桜の開花状況が写真入りで紹介されていました。すると、一部のエリアはすでに散っているのですが、このイベントがおこなわれる「チェリーエスプラネード」はまだ満開だとあります。
今年は日本でもすでに桜は見ました。しかし、“ニューヨークで花見”というのも粋じゃないかと、ギリギリまで迷いましたが、やはり誘惑には勝てません。予想をはるかに上回る寒さでも、雨が降ってもなお目標を達成しようとする私の粘っこさに家人はほとほとあきらめ気味。

せっかく満開の桜を観られたのですから写真を撮ろうと家人に声をかけます。
「サービス精神でね。寒そうな顔をしたらダメよ!」
というと素直に笑顔を向けてくれました。

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ブルックリン植物園のオープンは1910年。園内には日本庭園や桜の小道・遊歩道がありました。100年前、アメリカ国内で一般に公開された最初の日本庭園だそうです。最初の桜が植樹されたのは1921年。「関山」「枝垂れ桜」「白妙」など30種類以上、220本の桜が植えられています。

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セントラルパークにも、先に書いたように、それなりの本数がそろっているようですし、タクシーで走っていたら、パークアベニューの中央分離帯に桜の若木とチューリップが植えられているのに気がつきました。両方同時に咲く時期はさぞかし美しそうです。これを観れば、渋滞でいつもカッカしているタクシードライバーの気持ちも和むのではないでしょうか。

ハーレムの西側、コロンビア大学があるモーニングサイドハイツ(リバーサイド・ドライブと西122丁目の角、ハドソン川沿い)にも1912年オープンの「さくらパーク」があり、ここには1960年、東京・ニューヨークの姉妹都市提携を記念し、当時の皇太子妃ご夫妻(現在の天皇皇后両陛下)が足を運ばれたそうです(その後87年にも再度ご訪問)。

マンハッタンの東側、クイーンズの西側を流れるイーストリバーに浮かぶ細長い島=ルーズベルトアイランドにも数百本、さらにニュージャージー州ニューアークのブランチ・ブルック公園には4000本もの桜が咲き誇るとか。

それにしても、この寒さはいったいなんなのでしょう! ネットのニュースをチェックしてみると「西日本各地で夏日」などという文字があります。それほど緯度が違うわけでもないのに、ニューヨークというか、アメリカ東部は油断がなりません。どんな季節に行くときも、かならず防寒用の服をスーツケースに突っ込んでおくべきだと2人して反省しました。