日別アーカイブ: 2020年12月1日

半月で9つの交響曲を全部聴けるとは!

●「ベートーヴェン生誕250年」も残りひと月です。ウィーンフィルで交響曲(1番から9番まで)全部、しかもすべてバーンスタインの指揮で聴けるというシネコンサートが今日からスタート。18日までほぼ毎日、恵比寿ガーデンプレイスにある日本写真博物館のホールで上映されます。せっかくなので通しのチケットを買いました。
●考えてみると、9曲のうち、知っているのは「英雄(3番)」「運命(5番)」「田園(6番)」「9番」くらいで、「7番」と「8番」はつい先日、NHK(Eテレ)のシリーズ特番で聴いたのが初めて。今日の上映は「1番」と「英雄」ですが、指揮者として脂の乗り切った60歳ごろでもあり、ウィーンフィルの魅力を目いっぱい引き出しているのが、素人の私でさえ感じ取れます。
●それにしても、わずか半月の間にベートーヴェンの交響曲を全部聴けるなど、コロナ禍のさ中ならではのこと。この催しがなければ、ガーデンプレイスに行くこともなかったでしょう。ただ、ここも全盛期の頃とはかなり様変わりし、外出自粛の高まりもあって人の姿はまばら。敷地内にある三越も、近々クローズするといいます。
●さて、明日は「運命」。ジャジャジャジャ〜〜ンしか知らない私も、NHKの特番でその全貌を多少なりとも学べたので、楽しみでなりません。恵比寿ですから、終わったあとのランチも期待できそう。どこかいいお店との運命的な出会いがありますように。

Facebook Post: 2020-12-01T22:36:05

冬間近の満月、自分を見つめ直してみたら

●予想以上に長びくコロナ禍の中、気になるのは健康維持の問題。昨日、朝刊1面の書籍広告を見ていると、こんなコピーが飛び込んできました。「健康診断はやばい。クスリと書いてリスクと読む。運動し過ぎると早く死ぬ。もっとコレステロールを。金はどんどん使う。明日は明日の風が吹く……」。私とカミさんが日ごろ交わしている会話に出てくる言葉がズラリ並んでいます。
●著者は? と見ると、精神医学者の和田秀樹氏。先行きをあれこれ心配するより、根拠はなくてもすべてプラス思考でいったほうが楽しく生きられますよと。古希を過ぎれば、いつお迎えが来てもおかしくはないわけですから、こうした考えに立ったほうが疲れずにすみそうです。私もこれまでもほぼほぼそんな風に生きてきたので、ストレスもほとんどなし。もっとも、そのぶん周りにストレスを撒き散らしてきた恐れはありますが(笑)。
●夜は満月。ビーバーが越冬に備え巣作りを始めることから、英語圏ではBeaver Moonとも呼ばれているそうです。ただ、”人生の冬”がいつ来るかなど予測不能。それよりも”春”のことだけ夢見ていたほうがよさそうです。井上陽水も「満月 空は満月 明日はいとしいあの娘に逢える」と歌っていましたし。
●行ってみたいところ、食べてみたい物、体験してみたいことは日ごとに増えるばかり。でもそれが、1日も長く元気でいようというエネルギーに変わっていくのではないか━━。月を見ながら(体に悪いと言われる)タバコを吸っていると、希望的観測が確信に変わってきました。

Facebook Post: 2020-12-01T07:04:48