半月で9つの交響曲を全部聴けるとは!

●「ベートーヴェン生誕250年」も残りひと月です。ウィーンフィルで交響曲(1番から9番まで)全部、しかもすべてバーンスタインの指揮で聴けるというシネコンサートが今日からスタート。18日までほぼ毎日、恵比寿ガーデンプレイスにある日本写真博物館のホールで上映されます。せっかくなので通しのチケットを買いました。
●考えてみると、9曲のうち、知っているのは「英雄(3番)」「運命(5番)」「田園(6番)」「9番」くらいで、「7番」と「8番」はつい先日、NHK(Eテレ)のシリーズ特番で聴いたのが初めて。今日の上映は「1番」と「英雄」ですが、指揮者として脂の乗り切った60歳ごろでもあり、ウィーンフィルの魅力を目いっぱい引き出しているのが、素人の私でさえ感じ取れます。
●それにしても、わずか半月の間にベートーヴェンの交響曲を全部聴けるなど、コロナ禍のさ中ならではのこと。この催しがなければ、ガーデンプレイスに行くこともなかったでしょう。ただ、ここも全盛期の頃とはかなり様変わりし、外出自粛の高まりもあって人の姿はまばら。敷地内にある三越も、近々クローズするといいます。
●さて、明日は「運命」。ジャジャジャジャ〜〜ンしか知らない私も、NHKの特番でその全貌を多少なりとも学べたので、楽しみでなりません。恵比寿ですから、終わったあとのランチも期待できそう。どこかいいお店との運命的な出会いがありますように。

Facebook Post: 2020-12-01T22:36:05