月別アーカイブ: 2016年8月

真っ赤っ赤に燃えていた広島

2016年8月31日
昨日・今日と広島に行ってきました。昨日は夕方4時過ぎに広島駅に着いたのですが、駅に入る直前、進行方向左側にマツダスタジアムが見えます。驚くなかれ、まだ夕方早い時間なのに、スタンドにはかなりの数のお客が入っていました。ほとんどが赤いTシャツを着ています。

駅を降り、タクシーを拾おうと南口に出ると、ここもまた真っ赤。スタジアムに行く人のほとんどが赤いTシャツ、赤のレプリカユニホームを着込んでいるのです。グッズを売る店も出ていましたが、その看板もほとんどが赤。売り子も赤のTシャツ。赤、赤、赤で燃えまくりという印象でした。

この日の試合は楽勝だったようで、マジックは1減って12に、またクライマックスシリーズへの出場権も確保したとのこと。今日の中国新聞朝刊も1面から大盛り上がり。18・19面(見開き)のスポーツ面は、記事も下段の広告も赤、赤、赤。企業や商品の広告も、ベースの色はどこも皆赤。35面(社会面)の下には「カープ優勝記念中国新聞特別セット 500円」などという、気の早い広告も出ています。どのページを繰っても、前夜の熱気がひしひし伝わってくる感じがしました。

日本とはまるっきり違う、沖縄のお盆

2016年8月17日
8月10日から沖縄分室に来ています。この時期に来るのは初めて。期待していたほどさわやかでない1週間で、あまり外を出歩くこともなかったのですが、さすがに今日くらいはということになり、車で沖縄市まで行ってきました。というのも、昨日乗ったタクシーの運転手さんからそうせざるを得なくなるような話を聞いたからです。

「いま沖縄はお盆の真っ最中。昨日・今日・明日は道路がメッチャ混みます。昨日・今日は皆、嫁さんの実家に行くでしょ。そして、今日・明日は長男の実家に行くんですよ。どの家も家族全員、車に乗っていきますからね。ふだんは走っていない車まで全部出てくるんです。

明日(17日)の夜は“ウークイ(送り)”でしょ、長男の家で飲んだり食べたりして、そのあと儀式がありまして。これは、何があっても出ないわけにはいきませんから。お盆だけは、沖縄の人はきっちりされてます。明日、ほとんどの店は早じまいか休みですよ」

そういえば、14日ごろから、スーパーがいつになく込み合っているなと思っていました。お盆の準備に駆け回っていたのでしょうね。ふだん見たこともない食べ物が山と積まれ、線香やロウソクも箱入りで大量に売られていました。また、17日は、分室のあるマンションの「管理業務」もお休みしますという貼り紙がされていました。皆、仕事を休んで、奥さんの実家や長男の家に出かけるわけです。

dsc00817その「ウークイ」が今日17日。どうりでおとといも昨日も、車がやたら多かったはずです。とくに午後3時過ぎくらいからは猛烈な込みようでした。というわけで、今日は食事もままならないことがわかり、早めに買い出しに行って食べ物を確保しておこうと。まったく外に出ていなかったこともあって、沖縄市の「ローズガーデン」という店に行くことにしたわけです。

 

dsc00816「ローズガーデン」は、いかにも「アメリカ」を感じさせる店。復帰前はこういう雰囲気の店がそこいら中にあったのでしょうね。何がいいかというと、おいしいこと。ボリュームがアメリカ仕様なのが私たちにとっては玉にキズなのですが、残ればドギーバッグ(持ち帰り)もOKなので、その点は助かります。最近、店の近くライカムにイオンのモールができたため、この界隈は以前とは比べものにならないほど車で混んでいます。それでなくとも、土日は朝から込み合い、駐車スペースがいっぱいになっていることが多かったので、これから先はウイークデーに行くしかなさそうです。今日も、お盆の最中でやはり満席でした。

 

沖縄で「アメリカ」を感じる場所の筆頭かも

2016年8月17日

前にも書いたかもしれませんが、高速道路の北中城【なかぐすく】か沖縄南インターから10分ほどのところ(屋宜原【やぎばる】)に、「ローズガーデン」というレストランがあります。9年前、沖縄に活動拠点を設けて以来、来ればかならずといっていほど足を運んでいるお気に入りの店です。

基地にすぐ近くというロケーションもあって、お客の多くがその関係者なのでしょう、アメリカ人の姿が目立ちます。メニューは、パンケーキとかフレンチトーストをベースにしたアメリカンブレックファスト。朝8時からオープンしており、ブレックファストメニューは終日、ステーキも朝から食べられるのがありがたい! 店ができたのは40年以上前のようで、イタリア系アメリカ人が創業したと聞きました。

土曜日や日曜日のお昼近い時間帯になると、ブランチのためか、店の前に行列ができるほど繁盛しています。おかげで、狭い駐車場は大混乱。道路に車を止めて待っている人も少なくありません。

ただ最近は、せっかく注文した料理も食べ切ることができず、“ドギーバッグ”をお願いするようになってしまいました。元来がアメリカ人向けですから、繊細な味ではありません。でも、パンケーキやフレンチトーストとなると、「アメリカ」風でないと満足できないところがあるのも事実。これから先もまだまだ通い続けそうです。

学生の町フライブルクに立ち寄って日本食

2016年8月4日
今日で「アルザス・ロレーヌで(フランスとドイツの)境界を体験する旅」も最後。コルマールからフランクフルトまで一気に移動します。ただ、時間的に余裕があったので、途中、ドイツのフライブルク(Freiburg)という町に立ち寄ってみることにしました。出発前、学生時代の先輩Sさんが研究のために留学してところだそうで、「せっかく近くまで行くんだったらぜひ」とのお話を聞かされていたからです。

DSC00804ドイツのこのあたりでは比較的大きな町で、人口も約22万。そのうち3万人は学生だそうです。世界的に有名な大学がいくつもあり、研究機関も多いようです。と同時に、音楽も盛んで、なかでもフライブルク・バロックオーケストラは世界でも最高レベルだとか。ただ、滞在時間が限られていたので、私たちが足を運んだのは朝市が開かれている広場とランチを食べる日本食レストランのみ。

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このレストランはSさんに教えてもらっていたので、すぐわかりました。ようやくありつけたタテ飯には感動。普仏戦争でフランスに勝ったときに作られたという記念碑だか大砲の彫刻高だかが駅の前に置かれていると聞いていたので行ってみたのですが、残念ながら駅前の整備工事中とやらで、どこか別のところに保管されているとのこと。あきらめて、フランクフルトの空港に向かいました。

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途中渋滞があったりしましたが、助手席で家人がスマホをちょこちょこっといじると、すぐ渋滞情報が出てくるではないですか。これには驚きました。情報はNAVIより早いですし、しかも正確。いずれ私もスマホのお世話になりそうだなぁ……と思いつつ走り抜けました。

コルマールで観たピカソの『ゲルニカ』

2016年8月3日

ホテルで朝食を済ませ、近くのウンターリンデン美術館に。もともとは修道院だった建物を改装してできたそうです。実はこの美術館こそが、今回の旅を実行する最大の動機でした。家人が“女子会”旅で沖縄に行った折、県立美術館に特別展示されていた『ゲルニカ』のタピストリー──世界に3つあるそうです──を観たと。その1つがここに展示されているという話をしてくれました。素材は布ですから、当然絵とは趣がまったく違うけれども、一見の価値はあるというのです。残りの1つは群馬県立美術館が所蔵しているそうですが、残念ながら常設展示はされていません。となると、その現物を観るには……ということになったわけです。

それとは別に、私は以前から「アルザス・ロレーヌ」というところに行ってみたいという思いがありました。小学生のころ国語の授業で習った『最後の授業』という話が頭の片隅に残っていたからです。

プロシア(いまのドイツ)との戦争(普仏戦争)で負けたため、アルザス地方の領有権がフランスからドイツに移されることになった。明日からドイツ領になるという日、この地の小学校の教師が「今日はフランス語で授業ができる最後の日」という話を子どもたちにする。でもみんなはフランス人なんだから、フランスを愛し続けるんだよ──。そんな内容だったと記憶しています。

この話を習ったとき、私は子ども心にこう思いました。「明日から授業は全部英語になる」なんてことになったら、どうしよう……。そんなことが起こるのは、実際どんなところなのかこの目で確かめてみたい。というわけで、『ゲルニカ』と『最後の授業』がくっついたわけです。「ついで」というか「つなげること」は旅の大きなポイントになるというのが、私の持論ですから。

もっとも、そういう場所だからこそ、『ゲルニカ』も展示する意味があるのでしょうね。家人の話では、タピストリーのほうはオリジナルの絵よりふた回りほど小さく、色合いも違うとのこと。ここでは、前面がガラスで保護されていました。布のほうが傷みやすいからでしょう。それでも、そこに描かれているメッセージは強く伝わってきます。ほかにもピカソの作品がいくつか展示されていましたし、来て本当によかったと思いました。

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午後はコルマールから車で30分足らずのところにあるエギスハイム(Eguisheim)へ。ここもまた「フランスの最も美しい村(Les plus beaux villages de France)の1つに選ばれているだけあって、おとぎ話の舞台のような街並み。

ここでもまた、日本語音声ガイド付きのプチトランが走っていました。それによると、4世紀にローマ人が初めてぶどうの苗を植えたことで、アルザスワイン発祥の地として栄え、現在でも40軒ほどのワイナリーが営業を続けているのだとか。なるほど、そういわれて観てみると、深い歴史が感じられます。

DSC_0380何より素晴らしいのは花を活かした景観美。どの家の窓にも鉢植えの花が美しく飾られ、道路端にも大小さまざまな花が。その色彩に合わせたかのようなコロンバージュ(木組みの家)の家も壁の色が微妙に異なっています。日本でも近ごろは、花を活かした町づくりがあちこちでおこなわれていますが、こちらはやはり年季が違います。花の種類はもちろん、色彩や配列のセンスだけでなく、その周りの建物や噴水、街灯などとも実によくバランスが取れているのです。何より、建物が風格(お金をかけているという意味ではありませんよ)歴史を感じさせるものばかりですから、深い味わいがあります。

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夕食は、そろそろ“縦メシ”(日本料理もしくは中華料理)が食べたかったので、街中探し歩きましたが、ネットで見つけた店は全部、消えていました。結局、ホテルのレストランにします。中庭に置かれたテーブルで食べた食事は最高! 最初は「予約でいっぱいなので」とお断わりされたのですが、「泊まっているんだから」と、半ば強引にすわってしまったら、まったくノープロブレムでした。

アール・ヌーヴォーのレストランで朝食

2016年8月2日
DSC_0153朝は、「エクセルシオール」という老舗のレストランで。外側はそれほどでもないのですが、内装が素晴らしい! 各テーブルにコート掛けがしつらえられていて、朝はコーヒーとクロワッサンか何かを食べながら新聞を読む──そんな時代の名残がそっくり残っているシックな空間です。装飾はもちろんアール・ヌーヴォーなのですが、さほどけばけばしい感じはしません。落ち着いた時間を過ごせました。

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ナンシーからコルマールに行く途中、立ち寄ったのがカイゼルスベルク(Kaysersberg)。フランス語風に「ケゼルスベール」などと記されているガイドブックもあります。音だけ聞くといかにもドイツ(ドイツ語で「皇帝の山」という意味)といった印象がしますが、この地に城を建て村を作ったのはやはりドイツ人だったのでしょうね。ただ、いまではれっきとしたフランス・アルザスの村なので、発音も変わってしまっているのです。

DSC_0183この村には、アフリカでの人道活動でノーベル平和賞を受賞したアルベルト・シュヴァイツァー博士が、この町で生まれたのは1875年。その生家が「博物館」として残っているほか、15~17世紀に建てられた古い家々が軒を連ねています。村の中心には小川が流れ、水車が。立派な教会があることからしても、かつてはこの一帯の中心地だったのでしょうね。

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DSC_0220村内を散策している途中、たまたまその前を通りかかった金属装飾品の店で、キリンに出会いました。家の外に飾り付ける(もちろん部屋の中でもOKでしょうが)ため錆びにくくする加工を施した鉄製の品。これまで出会ったぬいぐるみや木の細工とはまた異なる趣があり、スーツケースになんとか入りそうだったので、買って帰ることに。

コルマールのすぐ手前に、もう一つ、アルザスっぽい町があるので、そこに立ち寄りました。リボーヴィレ(Ribeauvillé)という町です。人口5000人足らずの小さな町ですが、ワイン生産の中心地。中世の時代からブドウの栽培がおこなわれ、最高級のブドウを産出するグラン・クリュに認定された畑も多くあるそうです。

DSC_0285そして、ここにも日本語音声ガイド付きのプチトランが走っていました。まさかこんなところにまでと思いつつ乗ってみると、きっちり聞こえてくるではありませんか。マルセイユやミラノ、エディンバラでも経験しましたが、この種の音声ガイドから流れてくる日本語はなぜか大時代的というか、難解な語句が多いのが特徴です。その昔、その街で数少ない日本人(音楽や美術を学ぶために留学していたとか……)が地元の関係者から頼まれ、まったく専門外のことをさせられてできたシロモノといった印象がします。まあ、なんとかかんとか理解はできるのですが、聞いていてどうも落ち着きが悪い印象は否めず、いまひとつ身に入りません。

 

DSC_0278それはともかく、小さな町なのであっという間に市街地を抜け、すぐ隣のユナヴィール(Hunawihr)の村(人口は600人弱)へ。ここは“フランスで最も美しい村”の一つに数えられ、観光客に大変な人気なのだとか。途中は一面のブドウ畑で、これならワインもたくさんできるだろうなと納得です。高い建物のいちばん上にはコウノトリの巣が。やはりアルザスの象徴なのですね。

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夕方の早い時間にコルマールに到着。この町は1日もあれば十分に見尽くすことができそう。というか、町の主だった観光スポットを走るプチトランに1回乗れば、とりあえずポイントは十分おさえられるのです。あとは自分で歩いて、もう一度ゆっくり見たいところ、行ってみたいと思ったところまで歩いていけばOK。しかも、このプチトランが安くて、しかも日本語の音声ガイド付き。

私たちが予約したホテル「ラ・メゾン・デ・テートゥ(La Maison des têtes=頭の家)は由緒ありげな建物で、外壁に人間の頭の彫像がたくさん嵌め込まれています。なんでも、17世紀に建てられたとかで、彫刻の数は全部で105個。「頭の家」と呼ばれているのはそのためのようです。お土産屋で売られている絵ハガキにもその写真がありました。

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夕食は、なぜかいちばん店の数が多いイタリアンの店へ。なんで、アルザスでイタ飯を……とも思いましたが、アルザス料理は食材もレパートリーもごく限られているので、これは致し方ありません。でも、おいしかったですよ。余談ですが、ホテルの近くになぜか「NAGOYA」という名のアジア料理店がありましたが、さすがパスしました。KYOTOとかHAKATAというのならまだしも、よりにもよって名古屋ではねぇ。

最高! ザールブリュッケン動物園のキリンたち

2016年8月1日
今回の旅は「アルザス・ロレーヌで(フランスとドイツの)境界を体験する」のがテーマ。最初の4日間はストラスブールで「アルザス」を堪能しましたが、普通ならそこから「ロレーヌ」というコースになるのでしょう。でも、それではずっとフランスにいることになるので、すぐ隣接するドイツの空気も吸ってみたいと思い、ザールブリュッケンに行ってみることにしたのです。

ただ、それだけではありません。ここには大きな動物園があります。それもちょっとのぞいてみたいなと。いや、ほかにめぼしい観光スポットもないこの町に1泊するのは、そのためたけだったかもしれません。

DSC_0929しかし、昨日(7月31日)行ったこの動物園のキリンは、これまででも最高の写真を撮らせてくれました。人が少なかったせいもありますが、「私を撮って!」と言わんばかりの顔を見せながら、絶妙の位置に立つのです。私も大満足でした(そのせいもあってか、シャッター押しまくり)。

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今日の予定はまずメッス(Metz)。ザールブリュッケンからは車で1時間足らずのところです。ここはもう「アルザス」ではなく、「ロレーヌ」地方。町自体の歴史は3000年前までさかのぼります。商業都市で、過去ドイツとフランスに交互に併合されてきたことから、さまざまな建築様式が混在しています。最初に観たのは「サン・テティエンヌ大聖堂」。DSC_0951その前から町全体を回るミニトランが走っていたのでそれに乗りました。観光的にはそれでほぼ完了。川沿いに建つオペラ劇場の素晴らしかったこと。町も、ドイツ人が作ったエリアには、キリッとした印象の高級そうな建物が並んでいました。3時間ほどでメッスをあとにし、ナンシーまで行きます。

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ナンシーはメッスに比べはるかにメジャーなイメージがあります。「アール・ヌーヴォー」の町として世界的に知られているからでしょう。ただ、私たちが予約していたホテルが建つ「スタニスラス広場」(世界遺産)は、違う意味で“ぶっ飛んだ”ところでした。広場の入り口には、黒い鍛鉄にピカピカの金箔をふんだんにほどこしたド派手な門が建っているのです。ほかの小さな門もそのミニチュア版風。ロココ調というそうですが、そのまばゆいばかりの輝きを見れば、だれもが度肝を抜かれるにちがいありません。いまさらながら金の強烈なインパクトを思い知らされました。

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DSC_0034昨日・今日とナンシーの街を歩き回りましたが、そのアール・ヌーヴォーの建築物がそこかしこに残っています。もちろん、いまもなお“現役”です。建物のファサードに壁、ベランダ、装飾、看板……公共施設、商店、住宅を問わず、すべてがアール・ヌーヴォー。いまのようなシンプルでフラットな建物が多いのと違い、この類の建物ばかりだった時代、人々は飽きなかったのでしょうか。そんなことが心配になってしまいました。ただ、建築も“時代の子”ですから、当時は社会のマインドがそういうトーンだったのかもしれません。

 

 

 

DSC_0024そうした中、偶然見つけた「ドミニク=アレサンドゥル・ゴドゥロン庭園(JARDIN DOMINIQUE-ALEXANDRE GODRON)」のいかにも素朴な感じに心を癒されたような気がします。観光客が押し寄せるわけでもないこの小さな庭園は、看板に書かれた説明文によると、その昔薬草を栽培していたとのこと。ナンシーにはペピニエール公園のようなたいそう立派な公園もありましたが、それはそれ。こういう小ぶりで静かな場所でのんびりするのもいいですね。

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お菓子屋さんもそこら中にあります。「ALAIN・BATT」という店では、キリンの姿をしたチョコレートにめぐり会いました。あまりに愛らしく、とても食べようという気にはなれませんが、記念に買ってみました。

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DSC_0120夏の間ナンシーでは、毎晩スタニスラス広場で「音と光のショー」がおこなわれます。これは一見の価値があります。前夜はホテルの窓から観たのですが、今日は広場にすわって楽しみました。広場の南側に立つ市庁舎などの壁面をスクリーンに見立て30分ほどのドラマが上映されるのですが、光の動き、色彩、音、ナレーションがみごとに調和していて、言葉がわからない私たちにも十分楽しめる内容でした。

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