2015年10月1日
昨夜は熱で、途中何度も目が覚めてしまいました。なんと39度3分もあったのにはびっくり。全身汗びっしょりで、2回も着替えました。そのかわり、痛みのほうはウソのように収まりました。
それにしても気になるのは、10月3日の日本vsサモアの試合です。スタジアムがあるのは、ロンドンから地下鉄と電車を乗り継いで30~40分ほどのミルトン・キーンズという町。しかも、この試合、中学時代の友人Tくんが、ロンドン郊外に住む娘さん夫婦のところに泊まりながら日本から観戦に来ていることがわかっていました。そこで、試合の前、娘さんのお宅にお邪魔し、スタジアムまで一緒に行こうという話になっていたのです。
ところが昨夕、医師から、乳幼児がいるところには行かないようにとクギを差されたものですから、生まれて間もないお子さんがいる娘さん夫婦の家に行くのはあきらめざるを得ません。ならば、せめて試合後にでもスタジアムの近くで会って食事をという話になりました。しかし、医師の話では、まず熱が完全に下がることが絶対条件だといいます。なにせ、39度以上もあったのですから、私も気が気ではなく、一刻も早く熱が下がるのを願うだけです。
朝になっても朦朧としており、朝食はパス。日中も熱のために体が動かず、ベッドメイキングや掃除もお断わりし、夕方までずっと休んでいました。しかし、こういう場合、家人がずっとそばにいてくれるのはありがたかったです。病人になると、ふだんはえらそうなことをいっていても、やはり心細くなるもの。日本から遠く離れた旅先となればなおさらでしょう。とりあえず、こうしてくれ、あれを頼むといえる相手がいて、しかもそれをこなしてくれるのですから、ホント助かります。
夕方、医師が来られました。この日は検査のため血液を採られました。様子を聞きながら、「3日の試合ですけど、観に行けますか?」というこちらの質問には、「もう1日様子を見ましょう。とりあえず。明日の昼間、体を慣らす意味でちょっと外出してみてください。ランチついでといった感じですかね。その結果をしだいで」との返事。なんとか試合を観させてあげたいという気持ちが伝わってきてありがたく思いました。「熱がどこまで下がるかにかかっていますので」。サモア戦まであと2日。どうやら明日が天王山といった感じになってきました。
今日も外に出るのはとても無理そうだったので、昼も夜も、家人がホテル近くのスーパーやデリで買ってきてくれたものを食べて済ませました。もう、正真正銘の病人です。