2015年8月27日この時期、たまたまですが、9月の初めに天安門広場で軍事パレードがおこなわれるとかで、「故宮」がクローズされています。残念ながら今回は見送らざるを得ず、日程を調整の上、今日は北京最大の繁華街「王府井【ワンフーチン】」に行きました。地下鉄の駅を上がると、中国銀行と北京飯店があり、その2つにはさまれ北に向かう道路の両サイドに有名な店が並んでいます。その一つに大きな書店がありました。
ビル丸ごと書店という中に入って、最近日本にいちばん多くの観光客を送り込んでいる中国の人たちがどんなガイドブックを読んでいるのか、のぞいてみました。すると、台湾でもそうでしたが、旅行書のコーナーには大変な数の本が並んでいます。『地球の歩き方』の中国語訳(かどうかはわかりませんが、装幀はそっくり)もほとんど全部がそろい、その充実ぶりはハンパではありません。「なるほど、こういうのを読んでくれば、日本のどこに行っても中国人の姿を見かけるはず」と納得したしだい。昼食は5月に来たとき連れていってもらった「東方餃子王」で。
夕方からは「鳥の巣」ですが、今日は昨日の“学習成果”をもとに地下鉄で行きました。その成果でしょう、行きも帰りもほぼ余裕。入場券とセットになっている食事はそれほどのレベルではありませんが、ボランティア・メンバーの手厚いケアもあり、心地よく過ごせます。今日も日本選手の活躍は見られないままでしたが、ウサイン・ボルトの走りをほぼゴールの真上で観られたのが救い。