どこに行っても飽きることのない町!

2015年6月24日
今回は、前回来たとき行けなかったスポットを中心にと思っていたので、まずはナヴォーナ広場をめざして路線バスに乗りました。停留所の名前がわからないので、当てずっぽうで降りたものの、広場らしいものは見えません。実際はバス停のすぐ近くにあったのですが、方向を間違えて歩いてしまったため、カッチェレリア宮の前を過ぎ、気がついたときは、目の前にサンタンジェロ城がありました。まあ、ローマはどこに行っても楽しめるでしょうから、こうした無駄歩きも全然気になりません。

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テヴェーレ川のたもとにある美しい姿をしたサンタンジェロ城ですが、橋を渡って城の真ん前を右に曲がると最高裁判所の建物が。その前にある別の橋を渡って、ようやくナヴォーナ広場にたどり着きました。これは余談ですが、その昔「ナボナはお菓子のホームラン王です」というコピーをよく見聞きしましたよね。ジャイアンツの王貞治がシロウトっぽく語るのがうけていたようです。東京・自由が丘の亀屋万年堂が製造・販売していた「ナボナ」というお菓子(巨人嫌いの私は、もちろん食べたことなどありません!)のCMでしたが、その元になった場所です。

有名な「ムーア人の噴水」「四大河の噴水」「ネプチューンの噴水」を見たあと、近くにある世界最大の石造建築物パンテオンへ。いちいち感動していたらキリがありませんが、まあなんとも美しい建物でした。

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そこからさらに東へ歩き、コルソ通りを右に曲がった正面がヴェネツィア広場。ここもまた世界中からの観光客でにぎわっています。広い通りを渡ってヴィットーリオ・エマヌエーレⅡ世記念堂まで上ったあと、トッレ・アルジェンティーナ広場というローマ時代の遺構へ。ここらで疲れもピークに達した感じでホテルまで戻ります。

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L1020732_2夕食はホテルの近くで探しました。「日本語のメニュー、ありますよ」「こんばんは」と、どこで習い覚えたかわからない日本語で店員が声をかけてくる店は敬遠し、自力で、カンを頼りに探した店を選びます。アウトドアの席につかせてもらいました。マグロのカルパッチョとか何品か食べましたが、どれも皆美味でした。

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今回はテルミナ前のUNAホテルに泊まっているのですが、そのフロントに、気さくでとても好感が持てる女性がいます。名札にはクリスティーナとあります。昨夕、私たちがチェックインしたときも今日も、明るい魅力的な笑顔で応対していました。仕事もできそうな印象です。片言のイタリア語で「元気?」と声をかけたら、「それ、日本語ではどういうのですか」と質問されたので、「お元気ですか?」というのだと教えてあげました。