な、なんなんだ! この巨大さは──北京国際空港

2015年5月26日
羽田を昼過ぎに出た中国国際航空の北京直行便。夕刻、予定どおりの時間に到着しました。着陸前から低空飛行に入るのですが、景色の“抜け”の悪いこと。聞きしにまさる汚染ぶりです。

 

クルマの排気ガスが作り出すPM2.5や黄砂のせいだというのはよく知られています。市当局は、日によってナンバープレートの奇数・偶数で、市内への乗り入れを制限しているといいますが、お金のある人は偶数・奇数の2台を保有し、日によって使い分けているそうです。結局、クルマが多く売れただけのようで、さして効果はないとのこと。

 

それにしても、北京の空港の壮大さ! 上海の浦東、香港、台北、シンガポールのチャンギー、バンコクのスワンナプーム空港も、初めて見たときは大きいなと思いましたが、それをはるかに上回る大きさ、広さです。
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それでも、中国の人の多さと引き比べると、早くも手狭になっているようで、来年にはもう一つ、国際空港がオープンするとか。改めて、中国という国の大きさを感じさせられました。

 

2時間ほど待ったころ、広島からの便で到着したNさんと合流。空港地下の駐車場も広くて立派です。高級外車もゴロゴロ止まっており、羽田空港と遜色ありません。

 

Photo空港からホテルに向かう途中にある、日本風のメニューをそろえた店で乾杯。そのあと「チャーハンが最高にうまい店」(Nさん)という触れ込みで連れていってもらったのは、なんと鼎泰豊(ティンタイフォン・台北の支店)でした。ただ、台北の店とはまったく雰囲気が違い、こちらは高級中華料理店の風。でも、チャーハンはホントおいしい! もちろん、小籠包も。しかし、それ以上に感動したのは鶏スープでした。

 

空港に近いエリアのようでクルマで走っていると、クラウンプラザ、マリオット、ウエスティン、シェラトンなど、アメリカの大手ホテルチェーンの看板が次々と目に入ってきます。ただ。これはいうならばPART1で、都心部には同じチェーンのホテルがまた別にあるようです。

 

高速道路はとても立派で、道幅も広いし、表示もわかりやすく感じます。日本風のせこせましさはまったく感じられません。

 

ホテルにチェックインしたときは、22時をとっくにまわっていました。