2015年5月4日
最後の最後まで、リッツ・カールトンはやってくれます。32階でチェックアウトしたのですが、最後の最後まで「今回は申し訳ありませんでした」とか「本当に失礼いたしました」といった謝罪の言葉はなく、営業的なスマイルで「よい旅を」と声をかけただけ。シンガポールという国は国民のインテリジェンスが高いとされています。しかし、このリッツ・カールトンにかぎっては、「ハイ・インテリジェンス&ロー・ハート」でした。
今日はカンボジアのシェムリアップに移動する日です。LCCのタイガーエアは非常にスムーズに乗れました。事前にチェックインを済ませておいたからです。それと驚いたことが一つ。日本ではまず手荷物の検査を受け、その後で出国手続きという順番ですが、チャンギー空港では手荷物の検査がありません。というか、出国手続きを終えるすぐゲートまで行けます。そのゲートの中で手荷物検査があるのです。ですから、長~い行列はあり得ません。
バンコクで乗り換えなのですが、一度タイに入国した上で、再度バンコクエアウェイズ(これもLCC)の便にチェックイン。2時間ほどのタイ滞在なのですが、パスポートには二つのスタンプが。カンボジアのシェムリアップまではひとっ飛び。
空港に到着すると、入国手続きの前にビザをもらいます。あらかじめ用意しておいた写真と30ドル(一人)を渡すと、ものの5分でビザを貼ったパスポートが返ってきます。
頼んでおいた迎えのクルマでホテルまで20分。空に浮かぶ美しい満月がなんとも印象的でした。緯度が低いせいでしょうか、月が心なしか低い位置に浮かんでいます。ホテルは熱帯リゾート風の造りと雰囲気。チェックインのときに手渡されたおしぼりに感動。またレモン風味のジュースもありがたかったです。食事はホテルのレストランで食べましたが、これがめっぽうおいしく大満足。