2015年5月2日
昨夜に続き、ホテルでは今日も出鼻をくじかれるできごとが。朝食をとるため、32階のクラブラウンジまで上がってみると、2組4人の先客が入口で並んでいます。私たちも部屋番号と名前を聞かれ、「いま混んでいるので1階のレストランではいかがですか」と。お勧めに従って降りてみたら、こちらはなんと20人近くの行列が。「上のクラブラウンジの方にいわれて来たのですが、並ばなくてもいいのでしょうか」と質問したら、「いえ、そういうことはございません」とつれない返事。「なーんだ」ということでまたまた32階へ。こんどはすんなり入れました。
それにしても、ラウンジ入口の係員がしばしば姿を消してしまう理由がよくわかりません。「ちょっとお待ちを」といい残し、すぐどこかに行ってしまうのです。耳につけているインカムはいったいなんのためなのでしょうか? 私たちのあとからもラウンジ入口には何人もお客が来ていましたが、困惑した顔をしていました。
ようやく朝食を済ませ、MRT(地下鉄)でまずアラブストリートまで行きました。ここは初めて行くところです。モスクもあり独特の雰囲気を醸【かも】しています。続いてチャイナタウンへ。ひとつ前の駅で降りて歩き始めたのですが、なんだか見たような景色です。ヒンドゥー教寺院もあり、さらに歩いていくと、ますます見覚えのある景色が。そのあたりから、2年前に来たときその一帯を歩いたことがあるのに気がつきました。
すぐにとって返し、ランチにしようと、予定していた店のほうに向かいました。行く途中、かつては人力車のたまり場だったことを示す看板を見つけ、古きよき時代の風情を感じたり。
目標は、チャイナタウンの端っこにある「京華」という店。餃子が絶品だそうですが、評判どおりえらくおいしかったですよ。繁盛しているのでしょう、隣の店舗も一緒に借りているようでした(中ではまだつながっていない)。
食事を済ませたあと、MRTに乗って終点まで。そこでセントーサ島まで行くモノレールに乗り換え、ユニバーサルスタジオとカジノが一緒になっている駅で降ります。子どもはユニバーサル、親はカジノということなのでしょう。荷物をロッカーに預けるのに15ドル。外国人なのでパスポートのチェックを受けてから中に入ると、マリーナベイサンズより広くゆったりしていました。マシンも新しいものがまずまずそろっており、いい感じです。5000円くらいで始めたのですが、この日の私はバカヅキで2時間ほどで10万円まで増えました。しかも、そこでやめたので大勝ちです。やったーっ!
夕方までカジノで遊び、タクシーでオーチャード通りのマンダリンホテルへ移動。お目当ては家人の大好きな海南鶏飯。私はホワイトカレーを。こちらも出色の味。
前回来たときに知ったギャレットのポップコーンの店を探したのですが、結局見つからずあきらめてホテルに。ネットで調べたら、別の場所に移っていることがわかり、明日行ってみることにしました。