2014年8月22日
やはりイギリスです。食事はどうにもいただけません。ホテルでビュフェスタイルの朝食を取ったのですが、まわりの人が食べているのを見ても、不健康な内容のものばかり。生野菜などほとんどゼロといっていいでしょう。どうにも太っている人が多いのは当然かもしれません。
あこがれの町リバプール。いうまでもなく、BEATLESのふるさとです。ここでは毎年8月後半、「インターナショナル・ビートルウイーク(International Beatleweek)」というイベントがおこなわれています。世界各国で選ばれたビートルズのコピーバンドが100以上もやってきて、ほぼ1週間、市内各地で演奏するというものです。しかも、今年はビートルズのデビュー50周年。この機会にぜひということで、やってきた次第。
10時ごろからまずは「CAVERN CLUB」の周辺=キャヴァンスクエアです。その名も「ハードデイズナイトホテル」は、外壁にビートルズ4人の石像があるのが印象的。1階はグッズの店になっています。「CAVERN CLUB」の向かい側には「tHE LENNON’S BAR」。右を見ても左を見ても、上を見ても下を見てもBEATLES! もう舞い上がりそうで、眩暈すらします。
港の北側・旧市街の周辺は、往年の栄華を感じさせる建物が立ち並んでいます。今日最初のイベントがあるタウンホールも、ヨーロッパの古い町と比べてもまったく遜色ありません。
11時過ぎに行ったのですが、チケット(バウチャー)を受け取らないといけないようで、アデルフィホテルまで行きました。そこで3日間通しのチケットを受け取ります。やはりBEATLESデビュー50周年ともなると、世界中からファンが繰り込んでいるようです。
それから夕方まで。ランチは、ヨーロッパでいちばん古いよいわれるチャイナタウンで。しかし、そこはもう終わっている一角といっていいほどさびれた感じ(ゲートはたいそう立派なのですが)で、つぶれている店が多い、公爵街(Duke Street)と書かれた看板にその名残がありました。
ショッピングゾーンはえらい人出。ノルウェーほどではありませんが、雨が1日中、降ったりやんだりするので、大変です。
タウンホールでのレセプション。けっして御大層なものではなく、カウンシル(女性でした)の挨拶がある程度でしたが、会場のパーティールームはそれなりの装飾がほどこされ、多少は改まった気分にさせられます。カウンシルとは、日本でいうなら区長のようなものでしょうか。
後半はコンサート。ただ、内容は期待したほどではなく、音響、ミキシングがいまイチで、あまり満足できませんでした。
終わったあとは、再び町へ。地元サッカーチーム(EVERTON)のオフィシャルショップに立ち寄りおみやげなどを購入。振り返ってみると、今日は朝の10時過ぎにホテルを出て12時間ずっと外にいたことになります。さすがにくたびれました。