日月潭の湖上を船で遊覧

2014年5月7日
日月潭は、標高749mのところにある台湾最大の淡水湖で、水深は23・5m。ふだんは深緑色の水に覆われているのですが、日射しの具合で、翡翠色や紺碧に見えることもあります。いちばん美しいのは夜明けどきだそうです。

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湖の真ん中にあるのが拉魯(ラルー)島という小さな島。ここは、先住民のサオ族の人たちの間で精霊の集う場所としてあがめられていたとのこと。日本の植民地だった時代は玉島、戦後は光華島と呼ばれていたそうですが、いまはサオ族の呼称=ラルー島と呼ばれています。この島を境に東側は円形なので「日」潭、西側は三日月形なので「月」潭といい、それが日月潭という名称のもとだそうです。

 

湖畔にはいくつか船着き場があり、そこから全行程1時間半ほどの遊覧船でまわります。途中、蒋介石の母親を祀ってあるという慈恩塔、三蔵法師の遺骨が安置される玄光寺、玄奘寺、大きな獅子の像が立つ文武廟など、いくつかの名所がありましたが、私たちは船着き場近くの寺院をいくつかかじっただけ。

昨夜は中華料理を食べましたが、今朝はビュッフェ形式の朝飯。寿司や点心なども充実しています。そして、遊覧船から帰ってきてからは中華料理を軽く食べ、夕方近く、ホテルをあとにしました。