2014年5月8日
昨日は、日月潭をあとにし、台中を経て新幹線で台北へ。今回は、最近オープンした、日本のホテルオークラ系ホテルに泊まりました。台北の駅にも近く、まわりはけっこうな繁華街ですから、とても便利ですし、何より新しいのがGOODです。
今日は、まだ行ったことのない台北動物園に行ってきました。台北の地下鉄(MRT)路線図に「動物園」という駅があり、以前から気にはなっていたのですが、まだ行ったことがなかったからです。
開園は、日本統治時代の1914(大正3)年といいますから、先の「The La-Lu(涵碧樓)」のもとになった休養施設がオープンする2年前です。もともとは北部の圓山公園(現在は「花博公園」となっている)内にあったため圓山動物園と呼ばれ、いまの場所に移転したのは1986(昭和61)年。
台北の中心部から地下鉄の「動物園」駅までは20分ほど。ここからロープウェーが出ていて、お茶の名所「猫空」にも行けます。
さて、動物園の入口にはかつての門柱がモニュメント的に置かれています。しかし、中に入るとビックリ。なにせ広いので、動物園につきものの鉄柵がまったくありません。どの動物も広いエリアに放し飼い状態といった感じで、たぶんストレスもないのでしょう、のびのびとした感じがします。
人気はやはりジャイアントパンダのようで、休日ともなると、観るには、パンダ館に入るための整理券をもらわなくてはなりません。2008(平成20)年12月に中国から團團(オス)と圓圓(メス)が寄贈されたのが最初で、いまでは子ども「圓仔」もいるので3頭に増えたそうです。
すべてを観てまわるのは大変ですが、お目当てのキリンも観ましたし、2時間ほどいて帰りましたが、動物園のスタイルはどうやら大きく変わりつつあるのを痛切に感じました。
夕食はホテルの近くにある「新葡苑」という上海料理の店で。普通の値段でとてもおいしく食べられます。台北市内はもちろん、東京の赤坂にも支店があるようです。