2014年5月4日
日本最南端の温泉は宮古島にあるそうです。以前は西表島にあったようですが、こちらはすでに廃業してしまっているため、繰り上がったのだとか。
しかし、沖縄本島にも最近(2012年12月)、天然の温泉がいくつか掘られ、営業を始めています。その中でもいちばん新しい豊見城市・瀬長島の「龍神の湯」に行ってきました。
私たちが沖縄にやってきたのは2日前のこと。さっそく、いつものように「燕郷房」での夕食を楽しみ、昨日はのんびり過ごしました。そして、今日は、その温泉を楽しもうと、クルマで30分もかからずに行ける瀬長島に行ってみたのです。
瀬長島──。「島」といっても、本島と海中道路で結ばれているためクルマでも徒歩でも往き来できます。那覇空港に隣接していることから、離着陸する飛行機を間近で見られます。野球場もあるし、潮干狩りや釣りも楽しめるので、休日ともなると行楽客でにぎわうそうです。ここから15㎞ほど西の慶良間諸島に沈む夕日と那覇空港の滑走路が一望できる露天風呂が売りだそうです。
クルマでしか行きにくい場所のようなので、そうしました。ホテルも敷設されていて、日帰り温泉の私たちも入口近くに駐車場があるのですが、この駐車場からの景色はGOODです。
露天風呂も素晴らしいのですが、温泉につかったあとの楽しみという点ではいまイチの感があります。風呂と受付の間に狭い和室スペースがあるのですが、壁に囲まれていて開放感がありません。ベンチとかイスがあればいいのですが、何もなし。ただ、すわるか横になるか(これも正直、厳しいかも)しかありません。もちろん、レストランもあるのですが、日中はランチバイキングのみ。3時を過ぎないとカフとしては使えないのです。
日帰り入浴よりホテルのほうがメインといった感じがするので仕方ないといえば仕方ないのですが、せっかく素晴らしい場所にあるだけに惜しい気がしました。