2013年10月8日
ホテルのパティオにある屋外レストランでバフェットの朝食を済ませ、まず闘牛場の見学に。
途中ビールとサングリア。その昔イングリッド・バーグマンも泊まったというインテグレッサホテルの前まで歩きました。そこから北へ行くと、「世界最大の木造建築」という触れ込みの奇妙な建物があります。いったいなんのための建物か、さっぱりわかりません。ホント、いったいなんなのでしょう。
それにしても天気がよすぎるというか、今日もピーカンです。日なたを歩き続けると、さすがに暑さがこたえます。マドリードより5、6度は気温が高いようで、今日の予想最高気温は30度でしたから、それも当然でしょう。天空にアーケードというか布の覆いをほどこしてある商店街もありました。
途中で見かけたスイーツの店(=「サンパブロ」)で買ったお菓子が美味。1個1ユーロなのですが、日本にはない味です。商店街を終えたところにあったLOEWEで買い物。日本人もけっこう来ている様子です。
そこから歩いて10分のところにあるカテドラルへ。30分で見学し、昼食。おみやげを買いにブラブラし、陶器のお皿を選びました。そのあとホテルでシエスタ。シエスタ中の店はシャッターをおろしており、完全に「準備中」の構え。以前はたっぷり3時間はとっていたのですが、観光当局のお達しもあり、近ごろは2時間から2時間半に短縮されたそうです。開いているのはバールのみでした。
昼寝から目が覚めたのは夕方6時過ぎ、といっても外はまるで真昼のように明るいのですが、スペイン広場まで歩いていきました。途中、まだ一度も通っていない道をということで、古い王立タバコ工場の前を歩いて行ったのですが、ここはいまなんと大学になっています。一つのブロックをまるまる占める広大な敷地に建物が一つだけですから、その大きさがうかがい知れます。
それにしてもタバコ工場の跡地、いや跡建物でしょうか、に大学というのはとてもおしゃれな感じがしました。ちょっと校舎の中をのぞいてみたのですが、さすが「王立」、なんとも立派なつくりです。
ホテルを出て、15分ほどでスペイン広場に着きました。これまたなんとも広い敷地に半径200メートルという半円形の建物が一つあるだけですが、そのスケールの大きさときたら。もともと1929年に開催された万国博覧会(イベロ・アメリカ博覧会)のパビリオンとして建てられたそうで、半円形に延びる長い回廊と、それを囲む壁にスペイン各県の歴史的できごとを描いたタイル絵がズラッと並んでいました。写真を撮るには格好の場所で、私たちもそれこそ何十枚と撮り、またときには撮ってもらいました。