2013年10月6日
今日は日曜日。サッカー(リーガ・エスパニョーラ)の試合観戦です。出かける前に、昨日と同じくカフェで軽い朝食。今日の店は昨日と違い、多少本格的なカフェで、オレンジジュースの味もひときわ本格的。やはりしぼりたてのオレンジジュースは最高です。
地下鉄を乗り継いでピラミデス(Pyramides)という駅で降りると、試合開始2時間前だというのに、まわりはもう人、人、人。男性が7割かたを占めていましたが、家族連れもけっこう目立ちます。
日本から予約しておいたチケットを受け取るのは、スタジアムの地下にあるスポーツレストランの一角。なんとも狭苦しいところに、同じようにチケットを受け取る客がひしめくように並んでいます。パスポートを見せて受け取り、さっそくスタジアムの中へ。5万人収容という大きさですが、設計がよくできているせいか、非常に見やすいつくりです。
試合は今シーズン絶好調、ここまでリーグ戦では負けなしのアトレティコ・マドリード対セルタ。2対1でマドリードが勝ちましたが、そのスピードには驚くばかりでした。日本も強くなったとはいえ、まだまだというのが正直な印象です。
おもしろいのはサポーターの応援スタイル。スペインらしくないというか、実に整然としています。見る前は、もっと勝手気ままというか、ワインかなんかを飲んで全員酔っぱらっているのかと想像していたのですが、これがあにはからんや。ラッパの類は一切なしで、鳴りものといえば太鼓だけ。そのリズムに合わせてサポーターの集団が声を出す、歌う、旗を上下に振る、腕を突き上げる……統一された動きの素晴らしさを久しぶりに目の当たりにしました。こういう点でもヨーロッパは日本より先を行っているのかもしれません。
サッカー場から地下鉄でプエルタ・デル・ソルに戻り、昨日見つけた、行列のできるお菓子屋へ。店外のショーケースに並べられている各種ケーキやらクッキーやら、どれも皆、見ただけでよだれが落ちそうになるほど。今日はその中の選りによったアイテムを食してみたのですが、やはり見た目と実際の味とは違うもの。もっとも、日本人の舌に合わないということもあるのかもしれませんが。
あたりをブラブラしたあと、遅めの昼食でウドンを。その名も「UDON」という店だったのですが、ここもやはり不発に終わってしまいました。でも、スペイン人は皆、おいしそうに食べています。このあたりも味覚の違いでしょうか。