2日続けての外食━━お寺ご飯とロシア料理

●昼どきに用事が重なり、2日続けて外食。1日目は「赤門テラスなゆた」という名のカフェで。寺院の境内の一角にあるため、”お寺カフェ”と自称しているようです。外観・内装ともオシャレで境内の枝垂れ梅も満開。昼間の客はほぼ全員が女性でした。この日のメインは車麩のフライで、有機栽培の野菜を使った副菜が4品。玄米ご飯にしたせいかお腹いっぱいに。
●2日目は国立駅前のロシア料理店「スメターナ(ссметана)」。あれっ、スメターナって、チェコの作曲家(「モルダウ」が有名)では? と店主夫人にお聞きすると、сметанаとは、ロシア料理に欠かせない乳製品(サワークリーム)のことだそうです。前菜がボルシチ、メインはキノコの壺焼きという定番の組み合わせでしたが、なんとも上品な味わいで、感動しました。
●初めてロシア料理を食べたのは中学生の頃。食いしん坊の父親に連れられて行った名古屋の「ロゴスキー」という店(4、5年前にクローズしたようです)です。以後、なんだかんだ言いながらも、年に1、2回は食べているでしょうか。派手さはないものの、文化の面ではつねにフランスを追いかけていた国だけに、全体的にレベルは高いと思います。
●それにしてもスメターナのコロナ対策はほぼ完璧。入店時のアルコール消毒はもちろん、隣のテーブルとはアクリル板で仕切られ、同じテーブルの前後も同様。客も皆ひそひそ声で話しています。もちろん、平日のお昼どきとあって、店自体それほど混んではいませんが。どこかの国の大統領のたわごとのように、「コロナはウオッカで防げる」などということはないにしても、こんな時期ですから、せめてジョージアワインでも傾けながらトライしてみてもいいのでは。

Facebook Post: 2021-02-24T13:41:16