我が家のすぐ裏に聖火リレーがやってくる!?

●今朝の東京新聞を見てビックリ。拙宅から徒歩3分のところにあるトキワ荘マンガミュージアムが、オリンピックの目玉の一つ、聖火リレーの追加コースとして組み入れられるのだそうです。大会そのものの実施がまだビミョーではありますが、正式に決まれば、我が家のすぐ裏を走る通りは大騒ぎになりそう。
●記事を読み、ミュージアムの前まで行ってみました。一方通行とはいえ幅員7mほどの通りなので、ゴチャゴチャ感はありません。30〜40年前は商店がびっしり並んでいたのでしょうが、いまはシャッターが下りたままの店、マンションや住宅に建て替わった店ばかりで、往時のにぎわいはどこへやら。ここを走るのかと思うと、何やら複雑な気持ちになります。
●私自身、今回のオリンピックは、招致の話が出たときから反対。開催が決まってからは、その期間どこかに”避難”したいと、まじめに考えていたくらいです。とはいえ、もともとオリンピックは大好きで、初めて接したのは1960年のローマ大会。まだ9歳でしたが、午前3時頃に起きてラジオのスイッチを入れ、水泳の田中聡子とか山中毅━━なつかし〜!━━を応援しながら、中継に聴き入っていました。
●裸足のアベベがマラソンを制した瞬間もリアルタイム。アメリカ国歌をソラで口ずさめるようになったのはこの頃からでしょうか。いやというほど流れていましたからね。57年前の東京大会も、学校にいる時間以外は毎日テレビに釘付け。1992年のバルセロナ大会くらいまではそれなりに関心を持って観ていましたが、ここ30年ほどのオリンピックはかなり歪んでいるように思え、いまひとつ熱くなれません。すぐ近くを聖火リレーが通っても、それは変わらなさそうです。

Facebook Post: 2021-03-03T14:05:47