2013年7月2日
これだけ何度も沖縄に来ているのに、まだまだ行っていないところが多いのに驚いてしまいます。まあ、よく考えてみるまでもなく、一つの県なのですから、そうそう簡単に“制覇”するなんて、そもそも無理な話かもしれません。
というわけで、今日も那覇港泊埠頭のちょい北にある泊魚市場に行ってきました。それに隣接して、一般人向けの卸売りの店が30軒ほどあります。まあ、安いこと安いこと。何人かで沖縄に行ったと時はここで材料を仕入れればえらく安上がりで、おいしい魚が楽しめそうです。
その真ん中に通称「まぐろ食堂」(那覇地区漁業協同組合まぐろセンター)があり、これまたえらく安い値段で、まぐろ丼や海鮮丼が食べられます。しかも、新鮮なことといったらありません。
帰りはとまりん(泊埠頭旅客ターミナルビル)まで海っ淵を歩いて帰ったのですが、最初、左手、泊高校のすぐ隣に墓地が見えました。白い十字架が並んでいていかにも外人墓地風なので、確かめたら、そのとおり。通称「ウランダ(琉球方言でオランダのこと)墓」といい、アメリカ人や中国人、イギリス人など5カ国22人が葬られているとのことです。いちばん古いものは1718年に埋葬された中国(清)人の墓であることもわかりました。中にはペリー上陸地の碑も立っており、ペリー艦隊の乗組員も5人眠っています。戦後はアメリカ軍人・軍属の墓地として使われているようで、1979年には那覇市の文化財に指定されています。
墓地を過ぎると、同じ側にボロジノ食堂も見えました。南大東島の料理が食べられると聞いていますので、今度機会があったら行ってみようと思っています。国道58号の手前を右に曲がり泊港橋を渡るととまりんです。この橋はまだ新しいようで、欄干に竜(ドラゴン)があしらわれているのが印象的。そこから、港の出口に見える泊大橋も素晴らしく美しく、夕日のころ見れば感動するのではないでしょうか。東京には明日、戻ります。