高校の同期生が美術展に入選となれば、集まらずにはいられない

●ここに来て、コロナ感染者数がまたまた上昇カーブを描き始めています。そんな中、高校の同期生が、歴史ある美術展(101年前に設立された横浜美術協会の「ハマ展」)で入選。「集まってお祝いしよう!」となるのは当然でしょう。というわけで、展覧会場の横浜市民ギャラリー@桜木町に7人が集合しました。
●入選を果たしたBくんは、65歳で定年退職してから、カルチャーセンターで絵を習い始めたといいます。それでこの快挙ですから、大拍手👏。鎌倉にある妙法寺法華堂を描いた作品は端正というか、素直な感性に満ちており、私のようなシロウトでもうなずけました。右上から差し込んでくる初夏の日の光が印象的です。
●観終わったあとの食事会も大盛り上がり。会場の近く、野毛(のげ)にある地味な中華料理店ですが、実は私たちにとってはゲンがいいというか、一昨年の冬季オリンピックで羽生結弦選手が金メダルを取ったその瞬間に遭遇し、万歳したところ。あっという間の2時間半でした。それにしてもこの店の餃子は抜群、しかも安い!
●野毛は、おしゃれなイメージが強い横浜では異色のエリア。近くを流れる大岡川沿いの飲み屋街は昭和30年代の、それもディープな風情をふんだんにただよわせています。皆でその界隈を他愛のない話をしながら步いていると、実年齢など忘却の彼方に。そうそう、食事会のとき全員の考えが一致したのが、「いまの精神年齢は20代後半」。ずうずうしいと言われそうですが、記憶力や運動能力は衰えても、それだけはここ40年間まったく変わりません。

Facebook Post: 2020-11-09T07:49:15