●古希まであと1カ月余。願っていても叶わないことはたくさんありますが、その一つを昨夜めでたくクリアしました! ウィーンフィルを初めて生で聴いたのです。コロナ禍で本来日本公演は中止のはずだったのが、10月20日過ぎに急遽来日が決まり、チケットが売り出しに。これから先そうそうチャンスもなかろうと、迷いましたが、購入しました。
●実は今年8月、ベートーヴェン生誕250年記念のザルツブルク音楽祭に行って生のウィーンフィルを楽しもうと計画していたのですが、コロナでご破算に。がっかりしていたのですが、それが旅費・宿泊費をかけずに聴けたのですから、逆にラッキーだったのかもしれません。それでも、安くはなかったなぁ!
●会場はサントリーホールでしたが、急な開催にもかかわらずほぼ満員。さすがウィーンフィルです。それほどコンサートへの枯渇感が強かったのでしょう。ホールのちょうど真ん中あたり、VIPゲストの席にはガルージン駐日ロシア大使の顔も。ちょうど1年前、私の関わっているNPO法人の会合にお招きしたご縁もあり、お声がけしようかと思ったりもしましたが、もちろん遠慮しました。
●そういえば曲目はすべてロシアの作曲家の作品。指揮者のヴァレリー・ゲルギエフもロシア人。なるほどです。ただ、曲のほうは年季の入ったクラシック音楽ファン向けというか、私のようなミーハーレベルの者にとっては、ちと家賃が高すぎるような気がしました。アンコールで、おなじみのワルツ曲を聴いたとき、やっと落ち着いたのはそのせいでしょう。



Facebook Post: 2020-11-10T17:14:05