東海道五十三次バスツアー①

●スタートは日本橋、ゴールは京都の三条大橋。そう、東海道五十三次です。その全行程をバスでというツアーに参加しました。5泊6日の長丁場で、「Go to」を利用。ギリギリのタイミングで”東京問題”が起こったので、かなりキャンセルが出たようですが、それでも参加者は20人。しかも、古希の私が最年少だといいます。
●ツアー1日目の昨日は三島まで。まずは日本橋周辺を歩きました。魚河岸がこの地にあったなど、ボランティア・ガイドの説明にいちいち納得。50年以上も東京に住んでいながら、そうした話をきちんとした形で聞くのは初めてです。次に訪れた五十三次の10番目・小田原でも、地元のガイドさんから城をじっくり案内していただきました。
●小田原からは国道1号で箱根山へ。途中甘酒茶屋に立ち寄り、関所を訪れます。関所のすぐ近くに、杉の木が立ち並ぶ昔の街道もそっくり残されています。「昼なお暗き羊腸の小径」をしばし歩くと、すっかり江戸時代気分に。箱根山の頂きから三島に向けて道を下るバスの窓から、駿河湾に沈んでいく夕陽が。快晴の空を背に、それはそれは美しい姿を見せてくれました。
●夕方5時過ぎ、ホテルに到着。三島は五十三次では11番めの宿場で、富士山に源を発する水がふんだんに湧くことで知られています。そのおかげでおいしいウナギが獲れるそうで、夕食は蒲焼。重箱のご飯の上に乗っかっているウナギが互いに重なり合っているのにはびっくり。これでもかというくらい肉厚なのです。昼間の疲れもすっかり取れました。

Facebook Post: 2020-12-09T21:57:26