2013年3月5日
甥っ子2人を連れてアメリカに来ました。高校を無事卒業し、4月から大学に入る2人へのささやかな(いや、ビッグか!?)プレゼントです。もちろん2人にとっては初めての海外旅行。ただ、その初訪問地がラスベガスとなると、我ながら不安というか、疑問があるのもたしかです。
なぜそうなったのかといえば──。このブログにもすでに何回か登場しているロサンゼルスのHさん夫妻に日本からあるものを届ける必要があり、最初の寄港地がどうしてもロサンゼルスになります。羽田発の便なので、夕方にロサンゼルス空港着。いままではそこでひと晩泊まり、翌日から動き始めるのですが、今回は甥っ子2人とも、「ロサンゼルスにはとくに観たいものはありません」ということでした。
まあ、そういわれればたしかにそうで、ディズニーランドもユニバーサルスタジオも日本にありますし、ジョン・ウェインもマリリン・モンローも知らないいまどきの高校生にチャイニーズシアターもさして魅力はなさそうです。というわけでロサンゼルスは完全パスということになり、着いた時間が夕方はやいこともあって、Hさん夫妻とお会いしただけで、そのままラスベガスに移動することになったしだい。じつは、Hさん夫妻とも翌々日ラスベガスで会いましょうということで話がついていました。ラスベガスへはLCCの優等生サウスウェスト航空の便です。カウンターの前で取ったのが甥っ子2人が海外で初めて撮った写真。やっぱ、うれしそうですよね!
夜9時過ぎに着いたのですが、空から見るラスベガスの夜景はもう最高で、それだけで興奮をかき立てます。ホテルは今回、Hさん夫妻がそこにロハで泊まれるという事情もあり、それに合わせてParisというところにしました。日本からのツアーではよく使われているようです。かつてAraddinという名前だったころ一度泊まったことがありますが、さほど好きなホテルではありません。ふところに余裕があれば、向かい側のBellagioとかがよかったのですが、致し方なしということで。
このホテルの売りは、ホテルの中にエッフェル塔(の下部)があるということ。エッフェル塔の上の部分はホテルの天井を突き抜け、空に向かって立っています。それはそれでいいのですが、何より気に入らないのは、空(といっても、要は天井なのですが)に下でギャンブルをするというコンセプトです。これでは、どうにも気が進まないのです。やはり派手なシャンデリアやギラギラの照明の下でやるのがギャンブルというものではないかと。そのせいか、初日はまったくいいところなしで終わりました(言い訳にしか聞こえないでしょうが)。
甥っ子2人は未成年ですから、もちろんカジノでは遊べません。軽めの夕食を済ませたら即就寝とあいなりました。