ビルとビルとをつなぐ空中回廊が充実

2013年2月22日
 カルガリーはどちらかというとビジネス都市です。その中心は石油と天然ガス。人口も周辺部も含めると100万を超えるといいますから、経済活動は活発なのでしょう。また、黒人が少ないのも意外な感じがしました。

20120220  美術や演劇、音楽などの活動が活発で、市内にはグレンボウ博物館、ジュビリー公会堂、EPCORセンターなど文化施設がも非常に充実しています。初日の夜と翌日の朝に足を運んだ、ホテル近くの公園も洒落た設計でしたが、そうしたセンスのよさが随所に見られました。

 また、都心部には近代的な高層ビルが10本以上建っていますし、デパートやショッピングモールもいくつかあります。Photo_12

 ただ、冬場の寒さに備え、それらのオフィスビル、商業施設などをつなぐ空中回廊(屋内歩道橋)がバッチリ整備されています。その規模は世界一だそうです。5、6ブロック離れた建物までも行けるくらいですから、それはそれはたいそう本格的。そのまま商店街になっているところもありますし、そうでない場合も、途中、そこここに店があるので、地上に降りなくても、ほとんど用が足りてしまいます。

Photo_13  当然、人々はそちらを歩くことになり、地上に人の姿が少ないのも納得です。もちろん、夏場にやってくれば雰囲気もかなり違うのでしょうが、ここまで空中回廊を整えてしまうのもどうかなという感じはしました。スターバックス・コーヒーもあるのですが、店の外装など、けっこう凝っているのに、町を歩いている人がいないために、なんだかさびしく見えてしまいます。でも、夜になれば、そうしたさびしい雰囲気もすべて消えてしまうようです。というか、闇にまぎれるので、普通の町と変わらなくなるということでしょうか。

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