北緯51度の動物園でも元気なキリン

2013年2月21日
 朝食のあと、昨夜立ち寄ったオリンピックプラザにもう一度行きました。明るいときに見てみたかったからです。表彰四季がおこなわれたところは、いかにもセレモニーをとりおこなうのにふさわしい雰囲気で、神聖な気分になります。Photo_11

 昼間はカルガリーの動物園に行きました。電車で15分ほどのところにあるのですが、駅のホームがいかにもそれらしく、夢をかき立てます。動物園というのは、その地その地でさまざまな工夫がほどこされていますが、このホームは出色です。

 中に入ると、さすが真冬のせいか人影はまばら。私たちが行ったのも平日でしたが、家族連れやカップルなど、ポツポツ訪れていました。さて、私のいちばんの目標はキリンです。さっそく案内図をチェックしてみると、比較的早めにで会えそうです。

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Photo_4  キリンは寒いので、建物の中にいました。でも、本来は外にいるみたいです。たまたまそいう時間帯だったのでしょう。ただ、動物を室内に入れると、中がどうしても匂います。それに耐えながらの見物でした。Photo_5

 もちろん、外の気温は氷点下。しかし、それでもシマウマもトラもゾウもライオンもオランウータンもいます。もともと熱帯地域に生息する動物たちばかりですから、本当はしんどいのでしょうが、けっこう平気な顔をしているのには驚きました。まあ、寒いといってもカルガリーは、北緯51度あたりですから、日本の近くでいうなら樺太の中央部よりやや北。極寒の地というわけではありません。

 ただ、彼らにしてみれば、人間の楽しみのためだけに、こんな場所にまで来させられているのですから、たまったものではないでしょう。トナカイやシロクマならまだしも、かわいそうだな思ってしまうのですが、彼らにとっては寒くても安全ですし、エサもふんだんに食べられるし、野生のままでいるよりむしろ幸せなのかもしれません。ペンギンやシロクマにとってはまさしく天国ですね。

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Photo_8  動物園をあとにしホテルでひと休みしてから、アイスホッケーの観戦に行きました。会場は、電車で10分足らずのところにあるベングロース・サドルドーム。地元のFRAMESとエドモントンのOILERSの対戦で、どちらもNHLの中ではそれほど強いチームではありません。しかし、カナダそれも西部となると、冬場の楽しみはかぎられますから、アリーナはほぼ満員でした。Photo_18
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