2011年9月20日
今日でとりあえずオークランドを離れます。というのも明日の日本対トンガの試合は、同じ北島でも、さらに北にあるフワンガレイという町でおこなわれるからです。しかし、フワンガレイはごく小さな町で宿泊施設も少ないため、私たちはそこからさらに北に行ったパイヒアというところで泊まります。
バスでオークランドを出てすぐ、クメウというところにあるソルジャンズ・ワイナリーで、ワイン醸造の現場の見学がてらランチをし、そこからえんえん移動するのですが、やはり人の姿はほとんどありません。ただ、ロトルアへの道のりと違い山や丘が多いですし、そのぶん木々の姿も目立つので、それほど退屈はしませんでした。
パイヒアはニュージーランドでも屈指のリゾート地で、ベイ・オブ・アイランズの一角にある町。美しい海岸線、静かな湾がセールスポイントのようです。オークランドからたかだか200数十キロ北へ上がっただけなのにオークランドより気温も高く、世界各国から観光客が訪れるというのもわかるような気がします。 私たちが泊まるホテルは海っぷちにあり、窓を開けると目の前が浜辺という、素晴らしいロケーションでした。 しかし、フワンガレイを過ぎてから小1時間ほどの道は山また山で、それこそ夜になれば漆黒の闇といった感じです。今日は移動が夕方でしたのでまだよかったのですが、明日の試合が終わったあとの帰り道は……。