2011年9月19日
オークランドに来て今日で6日目、やっと市内観光をしました。たまたま、昨日ロトルア日帰りツアーのガイドをしてくれた方がまたまたガイド役で、しかも客は私たち2人だけ。最初からアットホームな雰囲気で、かなりわがままをしました。途中、海に近い超高級住宅街を走ったのですが、「実は私も、この隣のエリアに住んでいるんです」などという、ごくプライベートな話まで披歴してくれ、実際、ガイドさんの自宅の前を走ってくれました。
これまでオークランドの町をあちこち歩きながら思っていたのは、とにかく坂や丘(高台)が多いなということです。ガイドさんの説明によると、オークランドの一帯はもともと、火山が噴火した跡にできた町なのだそうです。あちこちに見える丘は、大規模な噴火で吹き飛ばされた、山の一部とのこと。市内になんと40カ所以上あるという話えした。
その一つ、標高196メートルのイーデン・マウンテンにも登ったのですが、頂上が展望台になっています。そこから360度のパノラマでオークランドの町全体が見下ろせるのですが、美しい海と複雑に入り組んだ海岸線が見えました。高層ビルがほとんどないため、見晴らしも抜群。アイルランドvsオーストラリアの試合を観た、ラグビーの聖地イーデンパークも見えましたが、住宅街のど真ん中にあることがよくわかります。つまりは、ラグビーが日常生活のごく一部であるということです。こういう国を相手に戦ったとしても勝てるわけがない──納得しました。