2011年9月2日
韓国ではイケメン男子のことを「花美男(コミナム)」というのだそうです。韓流ドラマの俳優や歌手など、日本にやってくるたび、空港やイベント会場には中年を過ぎた女性がいっぱい詰めかけていますが、わざわざそんなところに行かなくても、韓国に行ったら、もうそこら中に若い「花美男」が見つかります。
とくに接客関係の仕事はその比率が高いようで、そうでない男性を見つけるほうがむずかしいという気がしました。日本から3泊4日の韓国ツアーなら、下手をすると29800円とかで行けますから、そちらに参加したほうがよほど〝効率〟はいいかもしれません。
一般人でもそうなのですから、芸能界ともなると、すさまじいものがあります。しかも、男性ばかりか女性も事情は同じ。いわゆるK-POP(韓国では「カヨ=歌謡=가요(gayo)」という)の歌手が登場する番組を見ても、Super Juniorが13人、ZEAが9人、INFINITEが7人など、大量の「花美男」から成るグループばかりです。
女性はというと、少女時代をはじめ、After Schoolだの、T-araだのSISTARだの、こちらも多人数編成のグループが目立ちます。そんな中、G.NAという女性ソロシンガーはえらく美形でした。
街を歩いてもテレビを見ても、美男美女のオンパレードなのですから、韓国を訪れる日本人観光客が目立つのも納得といったところでしょうか。
話は変わりますが、先日お伝えした、韓国の都市には「原色」があふれているという話、その秘密の一端を垣間見ました。昌徳宮などでも見られるのですが、韓国の古い建物をよく見ると、たいてい原色がたっぷり使われていることに気付いたのです。三清閣という昔の建物を見学に行ったのですが、その屋根の裏にもごらんのような色使いが見られました。そうした伝統が韓国にはあるようなのです。