原色があふれる韓国の都市

2011年8月31日
昨日で世界陸上の観戦は終わり。今日はプサンからソウルに移動です。KTXの特急で2時間半。ソウルには、プサンとはまた異なる韓国があるのではないかと期待を抱かせます。ソウルはやはり首都ですし、人口もプサンのおよそ3倍、1000万近くいるのですから。

今回泊まるのは新羅(SHILLA)ホテルで、韓国ではいちばんの老舗ホテルだそうです。ここを選んだのは朝食が韓国一リッチでおいしいという情報を得たからですが、さて、どんなものなのか、明日の朝が楽しみです。
ソウルは漢江(ハンガン)の北側と南側とで、街の様子が大きく違います。北側はそれこそ千数百年前から開けていたところですから、街を歩いていても路地が多いですし、泥臭い部分も目立ちます。一方、南側の江南エリアは開発されてまだそれほど時間が経っていないだけに、そうした雰囲気はほとんどありません。右を見ても左を見ても建物が新しく、垢ぬけた感じがします。

行き交う人々も若い人が多いですし、店の名前も横文字、というか、プサンと違って英語(アルファベット)の看板が目立ちます。色遣いも、プサンやソウルの旧市街とはかなり趣が違い、モノトーンの建物、看板も少なくないため、コテコテ感はほとんどありません。

それにしても、韓国の原色の多さは、すさまじいものがあります。写真はプサンの宿泊先ロッテホテルの近く・西面(ソミョン)の一角で撮ったものですが、色見本帳もかくやあらんといった感じです。もう一つはソウルの旧市街、鍾路(チョンノ)界隈のありさまですが、こちらもそれに負けるとも劣らない派手さを見せています。こうなるともう、街中、虹だらけといった感じでしょうか。

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↑→プサンの西面で

ソウルの鍾路で↓L1010351

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