ついに池袋に進出!「コメダ」に行ってみました

2011年8月17日

名古屋に「コメダ珈琲店」という一大喫茶店チェーンがあります。発祥の地は名古屋なのですが、以前このブログでも紹介したように、ここのところ首都圏への進出にもえらく力を入れているようで、この6月にはとうとう私の会社の近く、池袋にも店を出したとの話を聞きました。

地上店舗出なく、ビルの2・3階にあるため少々わかりにくいのですが、中に入ってみると、そこはまごうことなき「コメダ」の世界でした。壁からテーブル、イスとすべてウッド系で内装されていることでそれとわかります。

先日、高校の同期生が10人ほど集まった折、名古屋時代の思い出話に花が咲いたのですが、「コメダ」はほとんど話題になりませんでした。というのも、私たちの高校時代は店がまだ1軒しかなかったからで、行ったことのある者は1人もいませんでした。「サンモリッツ」とか「コンパル」(この2つはいまでも健在)「づか(ずか? or ZUKA?)」といった店なら、だれもが覚えていますし、学校帰りに友だちと行って何時間もダベっていたとか、どうしで初デートとかそれなりに思い出もあります。しかし、いまになって「コメダ」が〝名古屋を代表する喫茶店〟といわれても、ピンとはこないのです。

それがいまでは神奈川県に15店、東京都内に12店、千葉県に3店、埼玉県に4店と、首都圏だけでも30以上も店があります。もちろん、愛知県の263店、岐阜・三重県の28店には遠く及びませんが、412店という数はスタバ(直営とライセンス店舗を合わせ912店)は別格として、それ以外ではドトール(直営で336店)や珈琲館(259店、同系列の上島珈琲店=63店を加えても322店)もかないません。

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ただ、「コメダ」の最大の売り物、シロノワールというスイーツ(温めたデニッシュパンの上にソフトクリームを乗せ、シロップをかけて食べる)は、人ぞれぞれの好みもあり、私にとってはいまイチの感があります。名古屋名物の「小倉トースト」(実をいうと、これを全国に知らしめたのは私だと、ひそかに自負しているのですが)もメニューに入っていますが、名古屋の地元にある個人経営の喫茶店で出すもののほうがはるかにおいしいと思います。

通常(首都圏・関西では400円)の「1・5倍」入った「たっぷりコーヒー」(同500円)も私からするとアメリカンっぽく、好みではありません(以前、名古屋の店で飲んだ珈琲のほうがもっと濃厚だったように記憶していますが、場所によって変えているのかもしれません)。ただ、回数券システム(10杯分の価格で11杯分飲めるクーポン券)は名古屋と同じように、首都圏でも実施されているようでした。