斎藤佑樹投手にも『札幌学』

先週木曜日まで沖縄にいて、プロ野球のキャンプも見にいったのですが、時間の制約もあり、北部までは行けませんでした。結局、名護の北海道日本ハム、宜野座の阪神タイガースは結局見れずしまいで帰京したのですが、本当は北海道日本ハムだけは行きたかったのです。

というのも、週末に札幌市の中田博幸副市長が名護に来られ、キャンプを視察すると知ったからです。拙著『札幌学』の取材にあたり大いに力をしてくださった方ですから、タイミングが合えば、名護でドッキングし一献傾けることもできたのに……と。

結局、副市長にはこういうお願いをしました。「日本ハムの新人選手6人に、『札幌学』を副市長から渡してあげてください。本にサインをしておきますから」と。ついでに、これはかなり我田引水的ですが、「札幌でいい仕事をするには、『札幌学』を読んでおいたほうがいいですよと、言い添えてください」とも。

すると、先年まで球団の顧問をされていた田中成侃さんが尽力してくださり、なんと、副市長から梨田監督に、「著者からです」ということで『札幌学』を贈呈するセレモニーめいたことを企画していただいそうです。そのときの写真を副市長の秘書がさっそくメールで送ってくださったので、掲載することにしました。

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まさかそんなことになるとは知らなかったものですから、これは梨田監督にも拙著をお贈りしないといけないなと反省したしだい。名護の宿舎あてお送りしようかと考えています。

キャンプ中、6人の新人選手が拙著を〝睡眠薬〟代わりにでも読んでくれるといいのですが……。今年の北海道日本ハムファイターズはユニフォームも一新、新戦力も加わり、昨年クライマックスシリーズに進出できなかった悔しさをバネに、頑張ってくれることを期待したいものです。