今年は、「非常に珍しい」幸運の年?

 元旦の夜、空になんともくっきりと満月が浮かんでいたのを見ましたか? 今月は30日も満月です。ひと月のうちに満月が2度あるのは珍しいことで、幸運の象徴でもあるそうな。それから転じてのことでしょう、英語では、「非常に珍しいこと」とか「非常にばかげたこと」という意味があるとのことです。しかも今年は、3月にも満月が2回あるとのこと。3月の末は、うまくするとお花見とダブルで楽しめるかもしれません。

 この年になって初めて知ったのですが、同じ月の中で2回目に迎える満月を「ブルームーン(blue moon)」と呼ぶそうです。カクテルの名前(あとへ、せいぜいキャバレーの店名──古いですねぇ!)でしか知らない「ブルームーン」にそんな意味があったとは。

 いずれにしても、2010年はブルームーンが2回もある幸運な年のようです。世の中全体、いまひとつ明るさが感じられない中、楽しみがグンとふくらんできました。