念願の「志の輔落語」@パルコ

 今日は、落語を堪能しに行きました。志の輔の独演会が渋谷パルコであり、それを聴きに行ったのです。志の輔落語は、チケットがなかなか手に入りません。これまで何度かチャレンジしてきたのですが、ずっとアウトが続いていました。こんどこそと、ようやく金的を射止めたしだい。

 でも、実際なぜ、そうまで人気なのか、よくわかりました。普通は、独演会といっても、前座や中継ぎ役の落語家がかならず入るものです。しかし、今夜は、そうした助けを借りず、最初から最後まで文字どおりの独演。たった1人で3時間近く、こちらをクギ付けにするのですから、やはり並大抵の噺家ではありません。

 枕にタイムリーなネタを配す臨機応変さも一流なら、落語家の命といってもいい「間」の取り方も抜群、これまでテレビやDVDでは何度も見聞きしているのですが、やはり生の志の輔をリアルタイム、リアルプレースで観る・聴くのにはかないません。3時間近い独演会を終えた後、体が妙に軽くなっているのを感じ、これだからファンが増えるんだと合点しました。