2016年11月22日
前日の夜遅く出発したカタール航空(このキャリアは初めてです)は早朝4時半ドーハ着。4時間近く待ってエジプト航空に乗り継ぎ、カイロに降り立ったのは今日の昼前でした。出迎えのバスで中心部まで行き、まずはアズハル公園内にあるレストランで食事。アウトドアなので快適です。地元のタジン料理というやつで、豆がふんだんに使われていました。
そのあとは高台にある城塞シタデルへ。中に入ると、壮大なムハンマド・アリ・モスクが。ドームがいくつも連なり、両サイドにミナレットが立っています。こうしたスタイルのモスクはとても珍しいのだとか。中に入り、床に座ってガイドさんの説明を聞きましたが、座ると、そのスケールの大きさに驚きます。
次に訪れたのは、ハーン・ハリーリというバザール。ちょっと油断するとすぐ迷子になりそうな、狭く入り組んだ商店街です。水タバコを吸いながらくつろいでいるおじさんがそこかしこにいました。一度体験してみたいのですが、今回、かなうかどうか。
バザールをあとにして、途中ナイル川を渡りギザ地区へ。今日・明日と2泊する「メナ・ハウス」にチェックインしました。1869年創業の老舗ホテルで、1943年にここで開かれた「カイロ会談」にはルーズヴェルトとチャーチル、蒋介石が出席したとか、第4次中東戦争(1973)の停戦合意を決めたとか、歴史的な政治判断がなされた由緒深い場所だそうです。いかにもといった感じの気品あるロビーから、私たちのグループにあてがわれた別館まで移動。どの部屋からもピラミッドが見えるというのですが、夜だったのではっきりわかりませんでした。