星は空のイルミネーション!? ならばと、我が家も点灯

●月と太陽によるショー=皆既月食で盛り上がった日から1週間経った昨日は小生の誕生日。多くの方からお祝いのメッセージを頂戴し、ありがとうございました。月日の経つのは早いとはいえ、70代の1年目はあっという間に過ぎたように思えます。
●それにしても、時というのはなぜ「月」と「日」だけで示されるのでしょう。「星」もあるのにです。単独ではさほど目立たなくても、”団体戦”というか、夜空に点在し光を放つ星たちを見ていると、不思議な吸引力を感じます。全部で88あるという星座にはそれぞれ神話があるそうですが、それも納得。
●この夏池袋から30分足らずの東久留米に引っ越して驚いたのは、少しくらい曇っていても、一つ、二つ……と数えたくなるほど多くの星が見えること。金星や北極星はもちろん、「オリオン座」のべテルギウス(左上)やリゲル(右下)など7つの星がキッチリ見えますし、「おおいぬ座」のシリウス、「こいぬ座」のプロキオンを結んでできる「冬の大三角」、リゲルや「牡牛座」のアルデバランなどの1等星6個をつないでできる「冬のダイヤモンド」も拙宅のベランダからばっちり。”空のイルミネーション”の観があります。
●そこでわが家でも、久しぶりにイルミネーションの真似事をしてみました。イルミネーションのもとの動詞”illuminate”は、「光で飾る」ことですが、第一義は「明るくする、〔~に〕光を当てる」ですし、ほかにも「明らかにする、〔~の〕理解を容易にする」とか「〔人を〕啓発[啓蒙]する」「〔人の顔や表情を〕明るくさせる、生き生きさせる」といった意味もあるといいます。一つ歳を取ったのを機に、自然と人工のイルミネーションに囲まれながら、いっそう明るい気持ちで、生き生きと過ごしたいものです。(2021/11/26)

Facebook Post: 2021-11-27T11:45:38