月別アーカイブ: 2022年1月

残念! 楽しみにしていた出張が中止に

●椎名誠が「冒険への憧れも探検家になる夢も、すべてはこの本との出会いから始まった」という、子ども向け冒険小説『十五少年漂流記』(ジュール・ヴェルヌ 作・1888年)。なんと60年ぶりで手に取りました。小学生のころ、それこそかがり糸が擦り切れるほど繰り返し読んだ、私にとっても忘れられない作品です。

●夏休みのニュージーランド近海クルーズを楽しむため小型船に乗り込んだ15人の少年(14〜8歳)が大海をさまよったあげく無人島に漂着、以後2年もの間さまざまな困難に遭遇しながらも、全員が力を合わせ生き延びていくという内容。130年以上前の話ですが、そこにはいまも変わらぬ民族間の対立や人種蔑視、また人間の心に備わる美醜が描かれています。イギリス人は子どもの頃からフランス人を嫌っている、黒人はそもそも「人」と見なされていなかったなど、今回改めて学んだこともあります。

●小5から中3にかけて、ヘディンの中央アジア(ゴビ砂漠、シルクロード)探検、シュリーマンのトロイ遺跡発掘、ウィンパーのアルプス、アンデス登攀、ダーウィンやヘイエルダールの南太平洋航海など、探検・冒険・登頂・航海記の類を読みまくりました。そうした中で旅好きの骨格がつちかわれていったのかもしれません。

● 実を言うと、1/24から福岡・佐賀・長崎に出張の予定がありました。楽しみにしていたのですが、新型コロナの感染者数が連日過去最高を更新している折でもあり、先方の要請で中止に。”旅こそ我が命”の私にとっては残念至極。『十五少年漂流記』でも、引くべきところは引いていましたから。(2022/1/21)

寒風吹きすさぶ国技館で大相撲を観戦

●昨日は、ある筋のご招待で大相撲4日目の観戦に。結びの照ノ富士vs宇良は、あわやという一瞬もありましたが、照ノ富士が耐え切り4連勝。横綱に昇進してから、しぶとさがグンと増したのではないでしょうか。コロナ禍のため観客数も限定、声を出しての応援、会場内での飲食禁止など、さまざま制限はあるものの、ナマで観る相撲は迫力が違います。

●しんどかったのは、換気のためすべての扉が開放されていたこと。昨日はハンパない寒さだったこともあり、途中からコートを着込む事態となりました。取り組みの合間にスマホのニュースを見ると、東京の感染者数は2198人と爆発的な増え方。でも、感染拡大防止のためには、少しくらいの寒さは我慢するしかありません。

●それにしても、オミクロン株の感染力は想像以上。一刻も早く3回目のワクチン接種を受けたいものですが、私の場合、7月下旬まで住んでいた豊島区で2回受けています。ただ、その後引っ越ししたため、お役所仕事のエアポケットに入り込み3回目が遅れるのではないかと心配していたのですが、幸いにも1月15日の接種が予約できました(2回目からちょうど6カ月後)。

●おみやげで頂戴した国技館名物の焼き鳥は相変わらずのおいしさ。相撲は手をつくと負け。そのため、両足で立つ鳥は縁起がいいとされ、60年前から売られているそうです。2月5日の元関脇嘉風の引退相撲(=断髪式+中村親方襲名披露)にも行く予定をしており、その日も焼き鳥が買えるといいのですが。(2022/1/12)

国立競技場でのラグビー観戦が、コロナのおかげでボツに!

●新年、明けましておめでとうございます。例年、2・3両日は京都で仕事。4日が仕事始め、そのうえ運行本数が大幅に減っているせいかでしょう、帰りの新幹線はひどい混みようでした。しばらく後にはコロナ感染者数が一気に増えるのではないかと心配に━━と書いている最中、「沖縄で600人」との報道が。第6波は容赦なく迫っているようです。
●と、ここまで書いたところで、今度は1月7日に予定されていたラグビー「リーグワン」開幕戦の中止が伝えられました。3カ月も前からチケットの抽選に応募し、やっと購入できたのに😭! 日本のラグビーを牽引してきた「トップリーグ」が今年から大きくリニューアルし、「リーグワン」としてスタートするはずだったのですが、いきなりつまずいてしまいました。私の”国立競技場デビュー”もあえなく延期。
●それでも、8・9日には残りの5試合がおこなわれますし、土曜日は高校の決勝(東海大大阪仰星vs國学院栃木)、日曜日は大学の決勝(明治vs帝京)があるので、今週末はラグビー漬けになれそうです。気がかりは、先ほどから降り始めた雪。ラグビーはグラウンド上に白いラインを引く(サッカーより本数が多い!)ので、雪が積もると試合の進行に支障をきたすのです。
●それにしても、この歳になっても雪に興奮してしまう自分はおかしいのでしょうか。ただ、昨年7月まで住んでいた豊島区と違い、こちらは内陸で、雪が凍ってしまうと往生しそう。玄関まわりや自転車置き場、駐車場など、積もらないうちにお湯を撒いてどんどん溶かしていかなくてはなりません。何度も風呂場まで行ってお湯を汲んでは撒き、撒いては汲む作業の繰り返しで、いい運動になりました。(2022/1/6)

Facebook Post: 2022-01-06T19:39:21