それでも、中学時代の友人に会えたのは最高!

2015年10月3日
お昼前、医師から電話が入りました。昨夜から今朝までの様子を話すと、「そうですか。残念ですがあきらめていただくしかありませんね」と。すぐ、Tくんに電話を入れ、試合後ホテル近くのユーストン駅で会おうということに。とりあえずは安心したものの、なんとも無念です。

試合は結局テレビ観戦となってしまいましたが、皮肉なことに、これがまた素晴らしいゲームでした。サモアは日本よりランクは上ですし、これまでパシフィックネーションズカップなどで何度も苦杯をなめさせられている相手。今回も、油断はできません。そのサモア相手に日本は素晴らしいゲームを展開、終始圧倒していました。ナマで観戦できたら喜びも一段と大きかったでしょうが、うーーん!!

L1050159試合が終わるとすぐ、昨日指示された採血を受けるため、タクシーで指定の検査施設まで行きました。信じられないほど明るい雰囲気のところで、あらかじめ知らされていなければ、まさか血液検査をしてもらうところだとはだれも思わないでしょう。検査自体は日本と同じ。ただ、患者をリラックスさせるという意味では、これ以上の施設に出会ったことはありません。それくらい素晴らしいところでした。

留守中、Tくんから家人に、試合が終わりいまからそちらに向かうのでユーストンの駅に着くのは5時半ごろになりそうだという連絡があったそうで、それに合わせて駅に向かいました。家人もホテルから移動し、コンコースでドッキング。改札口からどっと出てくる人ごみに目を凝らすと、娘さんのご主人と2人で歩いてくる姿が。およそ5、6年ぶりの再会です。日本が勝ったあとですから2人とも満面の笑顔を見せています。Tくんは中学・高校時代にラグビー部だったので、よけいでしょう。駅の構内で写真を撮ったりしながら喜び合って別れました。異国の地、しかもそうしたシチュエーションのもとで旧友に再会できるなんて、そうそうあることではありません。

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今日は最後の夕食。なぜか、日本メシが食べたくなり、ネットで探してみると、ホテルからほど近いところに、純粋日本メシではないもののそれっぽいメニューもそろえているアジア系の店があるのを発見、そちらに行ってみました。残念会でしたが、味がまずまずだったのが救い。「ちょっと過ぎた長旅だったのかも」と反省しましたが、この先、旅のスタイルが変わるかもしれませんね。