バレンタインの日、男4人で伊豆の温泉へ

2014年2月15日
 昨日・今日と、高校時代の同期生4人で伊豆の温泉に行ってきました。ま、、この年になるとバレンタインも何も関係ありませんし。もともとは伊豆でゴルフをという話だったのですが、この寒い時期のゴルフも辛かろうというわけで、「19番ホールのみ」のゴルフ会=アフターゴルフだけの会に企画を変更したのです。

 ところが昨日の関東地方は、朝から猛烈な雪。はたして伊豆までたどり着けるのやらという感じでしたが、東京駅を午後3時過ぎの新幹線で出発。相変わらずけっこうな降りではあったのですが、小田原を過ぎると一変、猛烈な雪。これはこれは、今晩は雪見酒かと一同興奮したものの、どういうわけか、三島で新幹線を降りるころにはすっかりあがっていました。

 三島から伊豆急で長岡まで行き、旅館に着いたころからまた雪が激しくなり始めたのですが、部屋で食事を食べ酒を飲んでいるうち、そんなこともすっかり忘れていました。食後のカラオケで大盛り上がりし、最後、寝る前にひと風呂浴びるころはもう止んでいました。

 前日の話で、昼は三島でうなぎを食べることで一意していたので、その間の時間をつぶす必要があります。そこで、「社会科見学」に出ました。「韮山の反射炉」「江川邸(江戸時代の代官・江川太郎左衛門の屋敷)」「源頼朝配流の地跡(=蛭ヶ島)」を見学し三島広小路の駅で下車。そこから3、4分歩いて目的の「桜家」へ。近ごろはうなぎも品不足のようで、年々値根も上がっていますが、この店もけっして安くはありません。ただ、それに見合うだけのレベルで、もうとにかくおいしかったです。

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 「韮山の反射炉」は幕末、欧米諸国が日本の開国を求め、次々とやってきたのに備え、当地の代官・江川太郎左衛門が幕府に進言して築いた大砲鋳造炉です。反射炉というのは、熱をアーチ型の天井に反射させて鉄の溶解温度(1700度)を得る構造をしているため、その名で呼ばれたのだとか。山口県の萩にもありました。

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 韮山では江戸・品川沖に造られたお台場(砲台)に据える大砲を鋳造。安政4(1854)年の完成から約10年間、大小の大砲数百門を作ったといいます。炉体と煙突が完全な形で現存している世界唯一の産業遺産だそうです。

 うなぎでお腹いっぱいになった4人で、「楽寿園」(明治維新で活躍したという小松宮彰仁親王が明治23年に別邸として造営したもの)、三島大社をのぞきながら駅までぶらぶら歩き。充実した2日間の旅を終えました。