ほのぼのとした「尾車親方の快気を祝う会」

2013年12月21日
私が(正確にいうと、フラッシュアイデアは家人なのですが)プロデュースした尾車親方(元大関・琴風)の本『人生8勝7敗 最後に勝てばよい』の完成に合わせ、「快気を祝う会」が開かれました。出席者はなんと265人。飯田橋のエドモントホテルの大きな宴会場が、文字どおり芋の子を洗うほどビッシリという大盛会で、ホントよかったなと思いました。

 

当初は『復活力』という仮タイトルでスタートしたものの、途中、月刊誌にインタビュー記事が掲載され、その中に出てきた「人生8勝7敗」という名文句にタイトルを変えたのも正解。頸髄損傷(捻挫)という重傷からおよそ2年かけて立ち直った精神力を支えたのは、家族(奥さんと2人の子ども)の団結。精神科クリニックを開業している、大学時代の友人がいつも口にしている「病気は、家族で治すもの」という言葉があるのですが、まさしくそのとおりといった経過をたどってきたように思えます。

 

そんな闘病の様子を彷彿させるかのように、今日の「祝う会」も、会場の隅々にまでほのぼのとした空気が流れ、お歴々の挨拶も、ビジネス色がただよう通常のパーティーとは大違い。それがまた色を添える結果になったのではないかと感じました。

 

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予定を30分以上もオーバーする長丁場でしたが、いいパーティーでした。この種の会は主客一体となって成り立つものですが、やはり主人公である親方の人徳がその最大の要因でしょう。これがきっかけで、本がガーンと売れるといいのですが。