2013年8月10日
今日午後のエールフランス便でサンクトペテルブルグに移動してきました。パリからは3時間半ほどのフライトです。国際線が離着陸するわりにはさほど大きくないプルコヴォ空港からあらかじめお願いておいた迎えのクルマに乗って30分ほど走ると、ホテルに到着。都心に近づくにつれ、この町の美しさが伝わってくる感じがしました。
荷ほどきをして、近くをぶらぶら歩いてみると、運河が流れ、その両側は300年も昔に建てられた建物がびっしり並んでいます。 ほんのちょっと垣間見ただけですが、「パリに負けない街をつくる」との思いでこの都市を築かせたピョートル大帝のすさまじいまでの意欲が感じられます。
街をブラブラすると、とんでもなく古いクルマが走っていたり停まっていたりするのがなんともおもしろかったです。トウモロコシをゆでて食べさせる屋台があったので、さっそく買い求めてみました。2ルーブルですから、60円ほどでしょうか。トウモロコシ自体は奄美にかけ、どうということもなかったのですが、こういうものを売っているのが、古きヨーロッパとでもいうのでしょうか、そうしたものを感じさせます。
とりあえず情報がほとんどないので、夕食はホテルの最上階にあるレストランで済ませましたが、思っていたとおり、どれも皆たいそうなボリュームで、注文の品数を抑えてよかったと胸をなでおろします。予想外だったのはそのおいしさ。「ロシア」というので、基本的に無知ですし、なんの根拠もない先入観というか、ほとんど期待していませんでした。しかし、ボルシチもビーフストロガノフもハイレベル。感動でした。夜9時近くになって、今回ロシア9日間の旅のプランニングをはじめ、滞在期間中全体のプロデュースをお願いしたEさんご夫妻とホテルのロビーでドッキング。今日からのスケジュールを確認しました。